...馬に騎(の)って...
泉鏡花 「薄紅梅」
...騎士は物の具を収め...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...騎馬の兵士が時々往ったり来たりした...
豊島与志雄 「群集」
...車騎を從へること數十人...
中島徳藏 「巽軒先生喜壽の祝辭」
...ある午後――牧の旦那は菜の花畑から騎首をめぐらして...
中村地平 「南方郵信」
...騎士級の人々の持馬を検査する厳かな合評会があつた...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...その騎手が雪子とは思はれなかつた...
牧野信一 「ダイアナの馬」
...その背に騎(の)って...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...このとき謙信は単騎...
吉川英治 「上杉謙信」
...敵の孫策と一騎打ちしているが...
吉川英治 「三国志」
...孫策以下の十三騎も...
吉川英治 「三国志」
...趙雲は、槍をもって、さえぎる敵を叩き伏せ、玄徳も両手に剣を揮(ふる)って、しばし戦っていたが、またまた、李典の一隊が、うしろから迫ってきたので、彼はただ一騎、山間へ駈けこみ、ついにその馬も捨てて身ひとつを、深山へ隠した...
吉川英治 「三国志」
...――などの陣々騎歩もすべてその方向を一にして...
吉川英治 「三国志」
...この孔明に兵千騎を託して...
吉川英治 「三国志」
...今はわずか数百騎の供しか扈従(こじゅう)していなかったという...
吉川英治 「三国志」
...神宮寺正師(まさもろ)などの――いくさの駈引きにも騎馬戦にも屈指(くっし)な者をすえていた...
吉川英治 「私本太平記」
...なおここに五百騎余は数えられよう...
吉川英治 「私本太平記」
...その若い騎馬の将校が...
吉川英治 「松のや露八」
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