...駿馬を御するフリギアの無數の族を眺め見き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 395そこを二神はその命に應ずる駿馬驅り去りぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...セルレーイスの流より*アリスベーより鳶色の駿馬に乘りて來るもの)アンキーセス生むところ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...宗助(そうすけ)は駿河臺下(するがだいした)で電車(でんしや)を降(お)りた...
夏目漱石 「門」
...紅顔の美少年駿河太郎が...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...私は駿河大納言の一子...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...その印形(いんぎょう)を駿府へ持って行かれた」「この手文庫をお受取りになる前か...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は駿河台のニコライ会堂へ行って...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...「只さえ、どうにかして、浪路さまを現在の御境涯から蹴落し、君寵(くんちょう)を奪おうと、日頃から狙(ねら)いに狙っている女性(にょしょう)たちの耳に、この真相が達した破目には、まるで蜂の巣を、突付きこわしたような騒動が起るは必定(ひつじょう)――しかも、それが、大奥だけに止(とど)まる話であればまだしもじゃが、第一、三斎さま、駿河守さまの、御威勢も、言わば、浪路さまの御寵遇が、預かって力がある筋もござるし、このおふた方の権威が、又、世間の嫉(ねた)みを買うているわけゆえ、結局、どこまで煩(わずら)いがからまってゆくか、見当もつかぬ――それで、さすがの御隠居も、あらわにはお出しにならぬ、大分、御心配の御容子(ごようす)だが――」「でも、妙でござんすねえ――」と、お初が、いぶかしげに、「雪之丞のために、姿をおかくしになったとしたら、あの者を責め問うたなら、お行方は、すぐにおわかりになるでござりましょうに――」「ところが、それが、あの化性(けしょう)もの奴の不敵なところだ」と、門倉平馬は三白眼の白目を、剥(む)きだすようにして、「あれは、悉(ことごと)く御隠居の御信用を得ている上、実にきっぱりと、申しわけをいたしておる――いかにも、浪路さまより、身に余る仰(おお)せをうけたこともござりますが、当方は、河原者、人まじわりもつつしまねばならぬ身、ことさら芸道大切に、これまでとて、女性の肌にもふれておりませぬで、その御懇情(ごこんじょう)だけは、平にお忘れ下さるよう、申し上げたことでござります...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...土部駿河守さま――わたくしのおもばせに...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...伊豆及び駿河湾附近における地震の日々の頻度の変化との間の関係を調べ...
武者金吉 「地震なまず」
...」「木駿卿(もくしゆんけい)前遊に逢不申...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...景尚の父官藏景次は播磨國高砂の城主駿河守景則と孝高の母の姉...
森鴎外 「栗山大膳」
...「駿河守(するがのかみ)家康これにあり...
山本周五郎 「死處」
...「これは稀代の逸駿だ」と驚嘆して...
吉川英治 「三国志」
...駿河の大輔(たゆう)殿が帷幕(いばく)に迫り...
吉川英治 「新書太閤記」
...駿河台へ行ってみようか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...胃腸病には日本一だというその山奥の白骨温泉に一箇月間滞在の予定で遥々駿河の沼津からやって来て居り...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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