...今正金銀行に居る岸の駿(はや)さんのおとうさんで...
安倍能成 「初旅の残像」
...駿東(すんとう)郡大岡村字(あざ)中沢田の佐藤長右衛門方に...
井上円了 「おばけの正体」
...285駿馬産するアルゴスを立ち出でし時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...私かに新任の奉行岡部駿河守の役宅を訪れ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...駿河国庵原郡と書いた方へ出れば左を斬られる...
中里介山 「大菩薩峠」
...駿河国(するがのくに)庵原郡(いおはらごおり)へ出る道は記してございますな...
中里介山 「大菩薩峠」
...駿河大納言の一子...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...駿河台の東紅梅町には...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...駿河台の「お茶松」という賭場の地下道で絞殺されているのを発見されたのです...
久生十蘭 「魔都」
...ところが、世間の誰れもが、この古語に在る蘭を今日いう蘭科(Orchidaceae)植物中の、いわゆる「蘭」だと早合点して、皇帝の御旅情を御慰め奉るに、寒蘭だの、一茎九華だの、素心蘭だの、金稜辺だの、駿河蘭だの、春蘭だのの Cymbidium-Orchids 類の盆栽を御清覧に供したと、これもまた、当時の新聞紙が報道していた...
牧野富太郎 「植物記」
...以上は血統純粋な駿馬を購(か)う場合の事で...
南方熊楠 「十二支考」
...」是は蘭軒の詩中に見えてゐる木村駿卿(しゆんけい)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...駿河(するが)志太(しだ)郡東益津(ひがしましづ)村大字岡当目(おかとうめ)及び浜当目がある...
柳田國男 「地名の研究」
...駿河路(するがじ)か」と...
吉川英治 「私本太平記」
...声をあわせて、「わあッ」と、いうだけでも、駿河衆のそれと、織田武士のそれとは、自然気あいの違うものである...
吉川英治 「新書太閤記」
...千里を行く駿馬のごとき相があった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...夏駿は偽(いつわ)りのない様子でまたこう云った...
吉川英治 「人間山水図巻」
...帝は姫の贈った不死の薬を駿河の山の嶺で焼く...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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