...今やジャパニーズ・マウンテンクラフトの進歩は駸々として止る所を知らず...
石川欣一 「可愛い山」
...頃来(このごろ)書肆駸々堂主人一小冊を携えて来り...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...それにも拘わらず爾来(じらい)女子教育の発達は駸々(しんしん)として進み...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
......
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...しかして露国のごときは他の欧州諸国とともに駸々乎(しんしんこ)として自由の域に進めり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...それにも拘らず之は駸々乎として...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ここ数年来の日本の大勢が駸々として特有の型のファッショ化の過程にあることは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...それもマルクス主義の駸々たる台頭の前には...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...大阪の駸々堂(しんしんどう)などは...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...所謂(いわゆる)文明駸々乎(しんしんこ)として進歩するの世の中になったこそ実に有(あ)り難(がた)い仕合(しあわ)せで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...然れども駸々(しん/\)たる時勢の潮流は日々に彼れの党派を加へ来りて...
山路愛山 「明治文学史」
...襄の学業は駸々(しん/\)として進めり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...駸々(しんしん)...
吉川英治 「上杉謙信」
...駸々(しんしん)と冀州(きしゅう)の領土へ蝕(く)いこんで来た...
吉川英治 「三国志」
...駸々(しんしん)と斜谷(やこく)を取りひろげ...
吉川英治 「三国志」
...北から南へ北から南へと駸々(しんしん)と犯し来れるもののすべてそれは新しき国の名を持つ晋(しん)の旗であった...
吉川英治 「三国志」
...彼の勢力が駸々(しんしん)と諸州に根を張るようにでもなったすえには...
吉川英治 「私本太平記」
...文化は駸々(しんしん)と進んでいる...
吉川英治 「新書太閤記」
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