...時勢は駸々として黒潮の如く...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...今やジャパニーズ・マウンテンクラフトの進歩は駸々として止る所を知らず...
石川欣一 「可愛い山」
...果たして欧米諸国の駸々として文明に進むゆえんのものヤソ教に由来すというときは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...米国の駸々として文明に進むゆえんのもの...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...それにも拘わらず爾来(じらい)女子教育の発達は駸々(しんしん)として進み...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
......
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...過ぐる五十年間に万国の貿易は駸々(しんしん)隆盛の域に進み...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...駸々乎としてこの文学主義の土壌の上に繁茂し出した...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...それもマルクス主義の駸々たる台頭の前には...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...つづいて関内へ駸入し...
吉川英治 「三国志」
...駸々(しんしん)と冀州(きしゅう)の領土へ蝕(く)いこんで来た...
吉川英治 「三国志」
...駸々(しんしん)と堺に迫りつつある事態を告げ...
吉川英治 「三国志」
...そちには駸々(しんしん)たる時勢の歩みがわからんとみえるな」と...
吉川英治 「私本太平記」
...三州遠州美濃までも兵火を放って駸々(しんしん)とやってくる...
吉川英治 「新書太閤記」
...遺憾ながら秀吉の精鋭の駸々(しんしん)たる攻勢に利があって...
吉川英治 「新書太閤記」
...落合などへ駸々(しんしん)と近づきつつあったことは...
吉川英治 「新書太閤記」
...駸々(しんしん)と迫って来る兵馬の奔流と...
吉川英治 「新書太閤記」
...駸々(しんしん)として白浪を蹴っている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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