...其代に駱駝毛の頭巾とあの男のしめてゐる荅布(たふ)の帯とをお貰ひ遊ばせ...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...蟻と見えた物が少しづつ大きくなつて、やがて王には多くの馬、多くの駱駝、多くの象を弁別する事が出来る様になつた...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...「赤い駱駝」という四字が一頁に書かれてある...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...どこかで天幕の下で駝鳥を写生したといふやうな事をお話しになる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...駱駝は急に獅子と化つて...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...急に駱駝色の影がそこらに落ちかぶさり...
薄田泣菫 「独楽園」
...三月十六日パレスタインで強風が砂塵を立てているに乗じてトルコの駱駝隊(らくだたい)を襲撃し全滅させたという記事もある...
寺田寅彦 「戦争と気象学」
...好んで駝鳥(だちょう)の真似(まね)をしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...さあ駱駝を払い退(の)けて動いた」と宗近君は頭陀袋(ずだぶくろ)を棚(たな)から取り卸(おろ)す...
夏目漱石 「虞美人草」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...駝鳥(だちょう)の羽根で飾った帽子――貂(てん)の皮の外套(がいとう)...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...わたしは駱駝のやうによろめきながら椰子の實の日にやけた核(たね)を噛みくだいた...
萩原朔太郎 「青猫」
...わたしは駱駝のやうによろめきながら椰子の實の日にやけた核を噛みくだいた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...「きたない鴉め! あつちへ行け!」駱駝さびしい光線のさしてる道をわたしは駱駝のやうに歩いてゐよう...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...いずれも駱駝(らくだ)色に煤(すす)ぼけ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...天幕は雪空のごとく灰ばみ悲しげに吊られ駱駝もの言はずひねもす口を動かして居る...
室生犀星 「忘春詩集」
...弓矢を背負うた四十人の騎馬武者と、角笛を胸に吊した紅矢を後前(あとさき)に従えた藍丸王は白い馬に乗って、華やかな鎧を着た番兵の敬礼を受けながら、悠々とお城の門を出かけたが、流石(さすが)藍丸国第一の都だけあって、王の通った街々はどこでも賑(にぎ)やかでない処は無く、雲を突き抜く程高い家が隙間(すきま)もなく立ち並んでいるために、往来は井戸の底のように昼間でも薄暗く、馬や、牛や、犬や、駱駝(らくだ)や、駝鳥だの、鹿だの、その他種々(いろいろ)のものに引かせた様々の形(かた)をした車が、行列を立てて歩いて行く...
夢野久作 「白髪小僧」
...駱駝の石像の下まで引返して...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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