例文・使い方一覧でみる「両蓋」の意味

...七宝（しっぽう）入りの両蓋（りょうぶた）の時計をキラリと胸のところで開いた... 七宝入りの両蓋の時計をキラリと胸のところで開いたの読み方

谷崎潤一郎「蓼喰う虫」

...ぐるぐると両蓋（りょうぶた）の縁（ふち）を巻いて... ぐるぐると両蓋の縁を巻いての読み方

夏目漱石「虞美人草」

...両蓋に隙間（すきま）なく七子を盛る金側時計が収めてあった... 両蓋に隙間なく七子を盛る金側時計が収めてあったの読み方

夏目漱石「虞美人草」

...病人は平生（へいぜい）から自分の持っている両蓋の銀側時計を弟の健三に見せて... 病人は平生から自分の持っている両蓋の銀側時計を弟の健三に見せての読み方

夏目漱石「道草」

...中が四つに仕切って高いボツボツが出て両蓋（りょうぶた）になっているがこの鍋はまだ滅多（めった）に売っていない... 中が四つに仕切って高いボツボツが出て両蓋になっているがこの鍋はまだ滅多に売っていないの読み方

村井弦斎「食道楽」

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