...副馬(ふくば)は平等(へいとう)な駆歩を蹈んで橇の脇を進んで行く...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...大きな沼のあるイノカシラといふ処まで半ば駆歩で到達しました...
牧野信一 「蔭ひなた」
...その時馬がたちまち駆歩になって...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「破落戸の昇天」
...火の鼻息(はないき)に水晶の雨を吹き、暴(あら)く斜めに、駆歩(くほ)す、駆歩(くほ)す...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...ナポリとポンペイに二日(ふつか)と云ふ駆歩(かけあし)の旅をして伊太利(イタリイ)から帰つて見ると...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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