...駄句を呶鳴り終えると...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...後世とんだ駄句の一つに數へられる虞があるからである...
心猿 「荷風翁の發句」
...駄句(だく)り屋(や)子爵岡部法相を送つた北海道は...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...駄句りて曰く、九端帆の風を孕むや行々子女中來りて、『お誂へは』と問ふ...
大町桂月 「川魚料理」
...夏目金之助高浜清様○明治三十九年八月十一日(葉書)拝啓 昨日の駄句「花嫁の馬で越ゆるや山桜」を...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...はなはだ拙劣でしかも連句の格式を全然無視したものではあるがただエキスペリメントの一つとして試みにここに若干の駄句(だく)を連ねてみる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...たゞ在京の友へ『売りかねた喧嘩の花も江戸の春』と駄句つた位のものでした...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...駄句を得たり...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...金公が大よろこびで復讐の意味を兼ねた駄句を作ったりなどして嘲弄します...
中里介山 「大菩薩峠」
...駄句(だく)だに出(い)でず...
福田英子 「妾の半生涯」
...の駄句にもならない風景だったが...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...カラスの足痕のごとき文字やら駄句など...
吉川英治 「折々の記」
...薬師寺や今日は問答無用也などと駄句りつつ塔前に立つ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...雑俳にもなっていない駄句ですゾと...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ぼくにも何か書けとあるままに、談古翁しばし黙(もだ)せよ千鳥啼くとかなんとか、即興の駄句二、三を書いて逃げ出す...
吉川英治 「随筆 新平家」
...駄句いくつか書いて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...こんな駄句をひねって...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ぼくも駄句ること三句...
吉川英治 「随筆 新平家」
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