...以上の言ひ方は余り大雑駁(おほざつぱ)ではあるが...
石川啄木 「弓町より」
...私の素人臭い反駁をさして貰いましょう...
大阪圭吉 「死の快走船」
...その長い独白がちょいちょい聴衆の質問や反駁に出遭(であ)って中断される...
大杉栄 「新秩序の創造」
...火消したちはそれは火消しの法にそむくと言って反駁(はんばく)したのである...
太宰治 「ロマネスク」
...あなたの仰しゃった反駁はそう有力なものとも思われませんね...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...向坂氏がこの相互強化に対する反駁をもっと判り易く書いて呉れるといいと思う...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...田島が少し勢いこんで反駁した...
豊島与志雄 「自由人」
...仕事も曖昧雑駁(あいまいざっぱく)なものとなり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これはまた精神の雑駁な日々を送ることになるのである...
中原中也 「私の事」
...猛烈な反駁文を書いてモロアのところへ送ってやろうと思い書庫へ行って手あたりまかせに本をひきだし...
久生十蘭 「だいこん」
...縞の寛袴(シャロワールイ)を穿いた男が反駁した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...反駁は一行一行に加へなければならぬのだが...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...という立場から半分はリチャーズの立場に対する反駁でありますが...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...それを反駁しようと試みる場合ですら...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...烏有先生はまた逍遙子が沒理想の論を駁していはく...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...冷笑的な態度で反駁していた村井の言葉を……そうして最後に何の苦もなく哄笑しいしいサッサと別れて行った村井の態度を……ところが...
夢野久作 「殺人迷路」
...それは……」というような反駁の言葉を一時に頭の中で閃(ひら)めかしながら……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...神儒(しんじゆ)を尊んで神儒を駁(ばく)し...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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