...この薬は馬酔木から作られる...
...馬酔木の実はとても毒があるので、食べてはいけない...
...あの公園にはたくさん馬酔木の木が植えてある...
...馬酔木の花が咲く季節は、とても美しい...
...馬酔木の葉っぱを触るとかぶれることがあるので、注意が必要だ...
...馬酔木さんを訪ねて夕飯の御馳走になり...
種田山頭火 「行乞記」
...今夜も馬酔木居で...
種田山頭火 「行乞記」
...・こゝに住みなれてヒビアカギレ・つゝましう存らへてあたゝかい飯・豆腐屋の笛で夕餉にする日の落ちる方へ尿してゐる馬酔木居を訪ねてビールの御馳走になる...
種田山頭火 「行乞記」
...馬酔木君、さよなら、さよなら、馬酔木君...
種田山頭火 「道中記」
...馬酔木の花はそんなに早くは咲かないといふのだ...
土田杏村 「あしびの花」
...二月初旬にはもう陽地に馬酔木は咲いてゐたと論じ...
土田杏村 「あしびの花」
...馬酔木としてこそ実感そのままの描写である...
土田杏村 「あしびの花」
...春は馬酔木林と辛夷の美しい樹林...
橋本多佳子 「椎の実」
...こんなところに馬酔木が咲いている...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...これがあなたの大好きな馬酔木の花?」妻もその灌木のそばに寄ってきながら...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...傍らに花さいている馬酔木(あしび)よりも低いくらいの門...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...「なんだか、ここの馬酔木と、浄瑠璃寺にあったのとは、すこしちがうんじゃない? ここのは、こんなに真っ白だけれど、あそこのはもっと房が大きくて、うっすらと紅味を帯びていたわ...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...躑躅(つつじ)と同科のアセミまたアセボを『万葉集』に馬酔木(あせみ)と書き...
南方熊楠 「十二支考」
...日本の馬酔木もしっかり研究せば...
南方熊楠 「十二支考」
...馬酔木(あしび)をベリベリ柴と呼び...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...馬酔木(あしび)の類をまじえてたく必要さえ認められた...
柳田国男 「雪国の春」
...それは多分馬酔木の葉を煎じ詰めただけの粗悪品で動植物の駆虫用に製造したものと思うがね...
夢野久作 「暗黒公使」
...百姓が高価(たか)い事を云って困っているのだが……」「亜弗利加(アフリカ)には馬酔木の大平原があるそうです」「……ふ――む……君のお話の通りだと...
夢野久作 「暗黒公使」
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