...馬糞紙の粗末なものであったが...
直木三十五 「死までを語る」
...部屋の中は馬糞紙(ばふんし)のような...
林芙美子 「清貧の書」
...いずれも酒場のお仕着せらしい馬糞紙製の王冠をすッとこ冠りにし...
久生十蘭 「魔都」
...なんでも馬糞紙で造るのださうだ...
北條民雄 「癩院記録」
...馬糞紙を幾枚も幾枚も貼り合せて板のやうにして立派な義足が出来上る...
北條民雄 「癩院記録」
...ところが所謂馬糞紙の箱に入れる風が始まって...
柳田國男 「書物を愛する道」
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