...わたくしはその時馬歯(ばし)三十二歳であった...
永井荷風 「すみだ川」
...馬歯蚤(はや)くも桑年(そうねん)に垂(なんな)んとして初めておくびの出るを覚えたり...
永井荷風 「桑中喜語」
...致仕後の詩に「勧農総歴廿回春 馬歯俄然過二七旬一労似三羸牛倦二民用一飽如三老鼠食二官一雲南四郡看レ山遍 芸北三川度レ水頻 知道君恩無二極已一衰来還賜自由身...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...「馬歯今朝八十盈...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...少しくマングハ(馬歯把)に似たり...
柳田国男 「木綿以前の事」
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