...この博士は支那語も馬来(マレイ)語もわからなかった...
魯迅 井上紅梅訳 「頭髪の故事」
...馬来(マレー)人も...
大隈重信 「平和事業の将来」
...日本の女で馬来(マレー)半島に住んでゐる仏蘭西人の妾(めかけ)が...
薄田泣菫 「茶話」
...臭い果物6・14(夕)馬来(マレイ)半島にヅリヤンといふ果物のある事は...
薄田泣菫 「茶話」
...馬来(マレイ)が原産地である...
林芙美子 「浮雲」
...馬来(マライ)半島渡来の竹籐(ラタン)で籠編(かごあ)みにできていて...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...前に買えた会話手引と日泰馬来英対照の字引だけさし当り送りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ウォレェス博士の『馬来(マレイ)多島海記』の中には...
柳田国男 「雪国の春」
...馬来(マライ)半島に残存している野鶏だけがホントウの鶏である...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...ペナンへ来て私たちを案内した馬来人が...
横光利一 「欧洲紀行」
...しかし英国と中国とが馬来半島で仲良く合体していますことは...
横光利一 「上海」
...馬来や暹羅や、印度支那では、昔から今にいたるまで、中国人が経済的実権を握っているところですから、共産党の運動が中国人を通じて馬来や暹羅やビルマへ侵入して来つつあるということは、取りもなおさずその土民に対して、その土地の経済的実権を握っている中国人に反抗せよといっているのと、どこも違いはしないんです...
横光利一 「上海」
...馬来の中国人の性格というものは...
横光利一 「上海」
...ペルシャも印度もアフガニスタンも馬来(マレイ)も...
横光利一 「上海」
...現在世界に存留する大民族は、即ち黄白の二種にして、彼の黒種紅種は早くも既に白種に征服せられ、米のインデアン、南洋の馬来、アフリカのエグロの如き数十年ならずしてこの種の人種は絶滅し終るであろう...
横光利一 「上海」
...狭い書斎の窓ごしに明るい空と棕櫚(しゆろ)の木が馬来(マレエ)の島を想(おも)はせる微風(そよかぜ)の月...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...馬来(マレイ)人やヒンヅ人が黒光(くろびかり)のする体(からだ)に黄巾赤帽(くわうきんせきばう)を戴(いたゞ)き...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...又は半襦袢(じゆばん)一枚の下に馬来(マレイ)人のする印度更紗(インドさらさ)の赤い腰巻(サロン)をして...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索