...その殿の馬前に馳(は)せ参じて...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...イザと云ふ直ぐ(should be ready)アーサー王の馬前に立つて戰ふべし(to do battle for king Arthur)と約束した...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...まさかの時は君の馬前で死ななければなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...「君御馬前に討死するとか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...旦那のためには御馬前に討死さえせんと言いし忠臣義士が...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...いつの戦(たたかい)にもご馬前のはたらきかなわず...
山本周五郎 「死處」
...戦場ご馬前(ばぜん)で働くのも...
山本周五郎 「城を守る者」
...せめて殿の御馬前にむくろを曝(さら)し...
山本周五郎 「城を守る者」
...家来の雑兵約十名ばかりと共に公孫の馬前にひざまずいて...
吉川英治 「三国志」
...間もあらず、「それッ」と、馬前はすでに、飛雪に煙る...
吉川英治 「三国志」
...すぐ馬前の人々へいった...
吉川英治 「三国志」
...淵辺ト言フ年来(ネンライ)ノモノ御馬前ノ先ヲ馳ケテタダ一騎敵大勢ノ中ニテ討死スとなっている...
吉川英治 「私本太平記」
...彼の馬前へむらがって...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の馬前にひざまずく...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのいのちを、鴻毛(こうもう)よりも軽んじて、主君の馬前、乱軍のちまたを、何十遍となく往来したというさむらいでも、居を家に、身を平時に還(かえ)した日常では、やはり戦陣中のようにはゆかない...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬前で見かけた老若男女だったような気がする...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、いると聞くと、馬前へ呼び、「すぐ立ち帰って、彦次郎(原房親)に申せ...
吉川英治 「新書太閤記」
...――来る者は後から来い、とばかり、ただちに城門を出ようとすると、年の頃十四、五歳の少年が、小薙刀(こなぎなた)を抱(か)い込んで、かれの馬前を、馬に負けじと駈け競(きそ)ってゆくので、利家は目ざわりなと思って、「童(わっぱ)ッ...
吉川英治 「新書太閤記」
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