...指揮官は馬上から部隊を指揮した...
...山の上から馬上で眺める景色は格別だ...
...騎手たちは馬上でスピードを競い合った...
...馬上での取り締まりを行う警察官もいる...
...映画の中で、主人公が馬上で荒野を駆け抜けるシーンがあった...
...馬上の人は一度乘廻した駒を再び乘返して來たと思ふ間に...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...楠公馬上の図ということに決まりました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...到底永く馬上を以て天下を治むる能はざるを知りたれば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...田山もつづいて馬上の人となり...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬上寒氣終に堪ふ可きに非るありて...
長塚節 「草津行」
...士官は馬上ながら急に後(うしろ)を捻向(ねじむ)いて...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...わたしは十時間も馬上でそれに堪えることができた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その先頭は、すでに木戸にかかっている、そして、馬上にいるのは、菱屋庄兵衛であった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...馬上から鞭(むち)をさして叫んだ...
吉川英治 「三国志」
...それらの人々にかこまれた馬上となって...
吉川英治 「私本太平記」
...よいか者ども」馬上から旗本たちへ...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬上のまま彼は何か走り書した...
吉川英治 「新書太閤記」
...森権之丞、榧野(かやの)五助、鳥飼四郎大夫、山岸監物など、馬上、或いは徒歩(かち)などで、総勢四百余人――それは当面の敵兵力の十分の一に過ぎなかったが、各の捨身の血相を持って、「おのれっ」面(おもて)もふらず、佐久間勢の槍隊のうちへ、これも多くは槍を揮(ふる)ッて突入した...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬上から一喝(いっかつ)し...
吉川英治 「新書太閤記」
...「はっ」と恐懼(きょうく)してひき退(さ)がり、即刻、官兵百人の先頭に立ち、馬上、金鎧(きんがい)長剣の雄姿を風に吹かせて、夜どおし道をいそぎ、やがて清風鎮(ちん)の鎮台大路(たいろ)、劉高の公邸の前でまず馬をおりた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...将門は、恐い顔をして、馬上になった...
吉川英治 「平の将門」
...佐渡の馬上姿を見ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――と思うと、馬上の佳人は、ニコと白い顔を綻(ほころ)ばせて、「お...
吉川英治 「宮本武蔵」
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