...勿論それは質のわるいエゴイズムに相違なかつたでせう...
石川三四郎 「浪」
...エゴイズムは、雲散霧消している...
太宰治 「一日の労苦」
...家庭のエゴイズム...
太宰治 「家庭の幸福」
...家庭のエゴイズムである...
太宰治 「如是我聞」
...エゴイズムとの取り組みは歿後当時赤木桁平(今の右翼的代議士・池崎忠孝氏)が解説した通りだろう...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ロマン派的天才概念や各種のエゴイズムやエゴティズムなどが夫だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...エゴイズムを基礎とする関係機構への不安を覆いかくしがたいのである...
中井正一 「美学入門」
...可憐な人間共のエゴイズムに...
萩原朔太郎 「宿命」
...人間のエゴイズムに前提した苦情にすぎない...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...エゴイズムといったようなもの……」由良は欠伸(あくび)をしながら...
久生十蘭 「あなたも私も」
...おれのものになるのだ)盲目的な恋愛のエゴイズムが...
火野葦平 「花と龍」
...自分の醜い鬼の心と、エゴイズムとが、時次郎は、我ながら、恐しかった...
火野葦平 「花と龍」
...エゴイズムがあるかないか...
宮本百合子 「『健康会議』創作選評」
...エゴイズムが! とにかくなんだよ...
三好十郎 「猿の図」
...それにエゴイズムともいえない事はないんだから――友吉 ええ...
三好十郎 「その人を知らず」
...一番下等なエゴイズムだ! そうじゃないか? 内地に残っているすべての人だって同じだ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...同情でありませんでした――人の心に這入つて行くことの出來ない殘忍なエゴイズムでした...
森田草平 「「青白き夢」序」
...私を見るや彼女の情熱死物狂い(その頃喫茶店インタナショナルの芸術家は珈琲(コーヒー)とフランス菓子に驚歎(きょうたん)して昆虫類が今後人間に代ってエゴイズムと排他主義...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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