...ところが俺のエゴイズムは...
有島武郎 「星座」
...自分の心を輕くするために他の苦しみを顧みないエゴイズムだ...
石川三四郎 「浪」
...彼らのエゴイズム...
太宰治 「如是我聞」
...ずるいエゴイズムでした...
太宰治 「人間失格」
...彼女は近代的速度を備えた淡いエゴイズムの一本の感覚の尖端にぶら下ってるのだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...自分のエゴイズムを見せつけられたりして...
種田山頭火 「一草庵日記」
...エゴイズムの殻から脱しようとする...
種田山頭火 「行乞記」
...ロマン派的天才概念や各種のエゴイズムやエゴティズムなどが夫だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...『これが愛でなくてエゴイズムだということは明瞭です...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...決してこんな露骨なエゴイズムは見せられないだらうにと思つた...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...すべてのエゴイズムの願望の...
萩原朔太郎 「宿命」
...おれのものになるのだ)盲目的な恋愛のエゴイズムが...
火野葦平 「花と龍」
...自分の醜い鬼の心と、エゴイズムとが、時次郎は、我ながら、恐しかった...
火野葦平 「花と龍」
...エゴイズムがあるかないか...
宮本百合子 「『健康会議』創作選評」
...この伸子の厳酷なエゴイズムと...
三好十郎 「恐怖の季節」
...軽蔑すべきエゴイズムかもしれない...
三好十郎 「日記より」
...神の名に依るエゴイズムかも知れない...
三好十郎 「日記より」
...私を見るや彼女の情熱死物狂い(その頃喫茶店インタナショナルの芸術家は珈琲(コーヒー)とフランス菓子に驚歎(きょうたん)して昆虫類が今後人間に代ってエゴイズムと排他主義...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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