...二階の座敷のすぐ前面に馥郁と咲き匂ってる木蓮の方へ...
豊島与志雄 「白木蓮」
...馥郁とした涼風をただよはせてゐる...
林芙美子 「愛する人達」
...馥郁とせし香の何處(いづこ)ともなくして...
一葉 「暗夜」
...そこに馥郁とオペラの花々はひらいた...
正岡容 「大正東京錦絵」
...彼らの住む年若い陸上都市一面に芸術の華が馥郁として咲き誇り...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...そして馥郁としたメロンの香の中に...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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