...そこで特別な首座の神様が――国が違えばこの神も一々違っているが――世界にありとあらゆる生物無生物を造り出した...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...(注九) 首座の神で...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...左は検定試験上りの古手の首座訓導...
石川啄木 「雲は天才である」
...他の二人――首座と女教師も顔を上げた...
石川啄木 「雲は天才である」
...校長と首座と女教師と三人六箇の耳に達した時...
石川啄木 「雲は天才である」
...何でしたつけナ、初の句は?(と首座訓導を見る、首座は、甚だ迷惑といふ風で默つて下を見た...
石川啄木 「雲は天才である」
...』と再び隣席の首座訓導を顧みる...
石川啄木 「雲は天才である」
...校長と首座と女教師と三人六箇の耳に達した時...
石川啄木 「雲は天才である」
...相州さまが執権として幕府の首座に居られるのが気に食はぬとは言つても...
太宰治 「右大臣実朝」
...山の首座は素(もと)商人で遁世した人である...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...首座(しゅざ)の方に見ていた同流の高足(こうそく)広沢某(なにがし)が招きますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...鏡首座(きょうしゅざ)という僧が住持している...
森鴎外 「阿部一族」
...いま領主うえすぎ謙信(けんしん)を首座として...
山本周五郎 「城を守る者」
...将来は老中首座となるべき人であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...茂庭周防は首座である...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ここで首座(しゅそ)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この智深が」すると監寺(かんす)、書記、首座(しゅそ)、提点(ていてん)らの役僧も一せいに口を揃えて罵(ののし)った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...懐奘を首座(しゅそ)に請じたのは道元三十七歳の暮れであるが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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