...そのうちでの首座の神々として一二を選み...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...左は検定試験上りの古手の首座訓導...
石川啄木 「雲は天才である」
...何でしたつけナ、初の句は?(と首座訓導を見る、首座は、甚だ迷惑といふ風で默つて下を見た...
石川啄木 「雲は天才である」
...』と再び隣席の首座訓導を顧みる...
石川啄木 「雲は天才である」
...校長と首座と女教師と三人六箇の耳に達した時...
石川啄木 「雲は天才である」
...その足で拾翠菴に海首座をたずね...
上村松園 「軽女」
...相州さまが執権として幕府の首座に居られるのが気に食はぬとは言つても...
太宰治 「右大臣実朝」
...首座(しゅざ)の方に見ていた同流の高足(こうそく)広沢某(なにがし)が招きますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...首座のあたりには各流の老将が威儀をただして控えている中に...
中里介山 「大菩薩峠」
...京都所司代を経て老中首座となる...
中谷宇吉郎 「雪」
...鏡首座(きょうしゅざ)という僧が住持している...
森鴎外 「阿部一族」
...いま領主うえすぎ謙信(けんしん)を首座として...
山本周五郎 「城を守る者」
...羅馬(ローマ)十二王家のうちの首座の家すじであった...
吉川英治 「江戸三国志」
...山中の新熊野院の首座...
吉川英治 「私本太平記」
...ここで首座(しゅそ)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この智深が」すると監寺(かんす)、書記、首座(しゅそ)、提点(ていてん)らの役僧も一せいに口を揃えて罵(ののし)った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...懐奘を首座(しゅそ)に請じたのは道元三十七歳の暮れであるが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...――当寺初めて首座を請じて今日秉払(ひんぽつ)を行なわせる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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