...校長と首座と女教師と三人六箇の耳に達した時...
石川啄木 「雲は天才である」
...これは土地の者の斎藤といふ年老(としと)つた首座教員と智恵子と富江の三人は...
石川啄木 「鳥影」
...拾翠菴の海首座(かいすそ)に頼み...
上村松園 「軽女」
...その足で拾翠菴に海首座をたずね...
上村松園 「軽女」
...相州さまが執権として幕府の首座に居られるのが気に食はぬとは言つても...
太宰治 「右大臣実朝」
...そこで己はタムビノ僧院のバイシウス首座に手紙の返事を遣つた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...山の首座は素(もと)商人で遁世した人である...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...首座(しゅざ)の方に見ていた同流の高足(こうそく)広沢某(なにがし)が招きますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...一心斎は麻の裃(かみしも)に鉄扇(てっせん)を持って首座の少し前のところへ歩み出る...
中里介山 「大菩薩峠」
...京都所司代を経て老中首座となる...
中谷宇吉郎 「雪」
...この一勤は厚首座といい...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...鏡首座(きょうしゅざ)という僧が住持している...
森鴎外 「阿部一族」
...将来は老中首座となるべき人であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...羅馬(ローマ)十二王家のうちの首座の家すじであった...
吉川英治 「江戸三国志」
...山中の新熊野院の首座...
吉川英治 「私本太平記」
...この智深が」すると監寺(かんす)、書記、首座(しゅそ)、提点(ていてん)らの役僧も一せいに口を揃えて罵(ののし)った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...さっそく首座(しゅそ)(僧職)がその旨を...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分はこの叡山(えいざん)の首座にあって...
吉川英治 「親鸞」
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