...東京宝塚劇場は歌とダンスの饗宴を堪能できる...
...お祝いの饗宴(きょうえん)に連なりながら食堂の壁に描かれたたくさんのものをつくづくながめて...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...その結婚披露の饗宴(きやうえん)の卓上での出来事...
相馬泰三 「夢」
...かくて饗宴は善美盡して(with much magnificence)大廣間に張られたが...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...大漁後のバッカスの饗宴とを度々目撃し体験していたので...
寺田寅彦 「初旅」
...彼女たちのある者にとっては贅沢(ぜいたく)な饗宴(きょうえん)であった...
徳田秋声 「縮図」
...静寂の大饗宴があるのだ...
ボードレール 富永太郎訳 「道化と※[#濁点付き片仮名ヰ、1-7-83]ナス」
...饗宴の室に一時に防音装置をしたような……顔の紅や白粉を俄に洗い落したような……笑ってる最中に歯が一枚ぬけ落ちたようなものである...
豊島与志雄 「女人禁制」
...饗宴(きょうえん)の席から除(の)け者にされたモーツァルトが雇人達(やといにんたち)と一緒に食事をさせられて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「蜘蛛(くも)の饗宴(きょうえん)」が代表作だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...苦心の饗宴もこれで終りました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...欄干(らんかん)の饗宴は果てしもなく續くのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...また家々の饗宴(きょうえん)があった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...二人の慎ましい深夜の饗宴(きょうえん)をひらくのであった...
山本周五郎 「季節のない街」
...その御祝典にさゝやかながら饗宴の御式が執り行はれることになつた...
吉川英治 「折々の記」
...熱湯が冷(さ)めたように、饗宴の席は、一時にしんとしてしまった...
吉川英治 「三国志」
...孟獲夫妻は善を尽し美を尽して三日間の饗宴を続け...
吉川英治 「三国志」
...新年の大饗宴にも...
吉川英治 「平の将門」
...陽虎のゆえに孔子は季氏の饗宴から退いた...
和辻哲郎 「孔子」
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