...彼女は本当に饒舌家で、話題が尽きることがない...
...話が長くて饒舌家みたい...
...彼が演説をすると、本当に饒舌家のように聞こえる...
...私は饒舌家ではないので、簡潔に話すことが多い...
...饒舌家の人と話すのが楽しい...
...其処へ饒舌家(おしやべり)の叔母が小供達と共に泊りに来たのが...
石川啄木 「鳥影」
...老主人に劣らぬ饒舌家(じょうぜつか)であった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...おれに黒麦酒(ブルウネット)!』団員中の人見知りをしない饒舌家が...
谷譲次 「踊る地平線」
...一行の代弁をもって自任している饒舌家が口を切った...
谷譲次 「踊る地平線」
...』饒舌家が全員を代表してぶつぶつ言っている...
谷譲次 「踊る地平線」
...しゃべっていなければ気の済まない饒舌家は...
谷譲次 「踊る地平線」
...』饒舌家が呟(つぶや)いていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...解散真(ま)ぎわに例の饒舌家が五十法(フラン)のチップをはずんだのを皮切りにみんな真似して五十法ずつ親分へ献上して行ったくらいだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...饒舌家は間もなく引っ返してきた...
谷譲次 「踊る地平線」
...八百長(やおちょう)役の饒舌家をはじめ...
谷譲次 「踊る地平線」
...饒舌家...
谷譲次 「字で書いた漫画」
...この饒舌家(じょうぜつか)の婦人の間に挟まった不運を嘆息しながら...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...小林を逆説的饒舌家として...
戸坂潤 「思想としての文学」
...すてきな饒舌家(おしゃべり)だの才子だのが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...出鱈目な饒舌家――そんな風にばかり思つて軽蔑してゐたが...
牧野信一 「小川の流れ」
...未だ嘗て斯んな種類の饒舌家になつた経験は...
牧野信一 「環魚洞風景」
...酒にでも酔つた時のやうな饒舌家にでもならないと...
牧野信一 「円卓子での話」
...」小川は省内での饒舌家(じょうぜつか)で...
森鴎外 「あそび」
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