...肚饑(ひだる)きこといはん方(かた)なく...
巌谷小波 「こがね丸」
...饑渇(きかつ)の攻(せめ)や...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...一様(よう)に饑(う)えたる者(もの)のように...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...海岸線の北の方! この疲れと饑(う)えの足で...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...饑(う)え切ってきりきりいたむ腹...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...どうかこの犬だけ宿を貸して饑(う)えないようにしてやって下さい...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...若し之に反して劇場を以て絵画展覧会の如き高尚なる娯楽場となさば彼のデパートメントストワの如き運動場と饑饉の時の焚出し場の如き食堂とは速に之を閉止せしむべきなり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...何となく饑じさうだつた...
原民喜 「小さな村」
...饑饉(ききん)には米を給し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...我が身の饑渇(きかつ)を恐るるにあり...
福田英子 「妾の半生涯」
...食物に饑えたのとで...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...饑(う)ゑて食を貪(むさぼ)るやうな読み方ではなくなつた...
森鴎外 「妄想」
...一五八五年には兵乱はペリゴール州においていよいよはなはだしく、それに饑饉あり、ペストあり、大いにモンテーニュの死に関する思索を刺激したにちがいない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だが食欲と饑餓(きが)とは十分に認めてやりたい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...饑饉(ききん)かなにか起こる前兆よ」「ちぇっ...
山本周五郎 「風流太平記」
...饑餓は激化した...
和辻哲郎 「鎖国」
...それらのあるたびごとに饑饉(ききん)が起こる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...かくのごときは饑饉年の異例であろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
