...どうやらこれで水饑饉も助かつたやうだ...
種田山頭火 「其中日記」
...飢饉……」とイン・イーヌィチはもぐもぐ始めた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...併し仮に豊作であっても飢饉にならないとは保証出来ない...
戸坂潤 「社会時評」
...今迄人口過剰に苦しんで居た日本内地がやがて人力飢饉に落ちて行く形勢がありありと解るような気持がした...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...昨年及び一昨年の電力飢饉によって...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...あらゆる種類の飢饉と窮乏とが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...飢饉が頻々と囘起することを述べている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...飢饉のことがしばしば述べてある2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かつその飢饉はより苛酷なものとなるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...従って飢饉はほとんど不可能のように思われる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...先年来時々襲われたかのように宣伝されております東北の飢饉の如き...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...昔の飢饉(ききん)年にはこれから片栗粉を取って食べたという話が...
柳田國男 「食料名彙」
...飢饉年か疫病流行のためでもあったろう...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...群盜の横行、諸國の飢饉、道徳の頽廢、疫病の流行、物價高、火災流亡の住宅難など、昭和の敗戰後にあらはれたものは殆どあの時代にもあらはれてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...飢饉がつづきました...
吉川英治 「平の将門」
...またはもし耐えられたとしても、それは極めて多くの国の年々の生産物を吸収し、ために最も広大なる範囲の窮乏、飢饉、及び人口減少を惹起すに至るであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...饑饉(ききん)と疫病(えきびょう)との頻発する当時の生活には...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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