...むかし大饑饉(おおききん)の年...
泉鏡花 「怨霊借用」
...これが奇功を奏して一時はさすがの大英帝国をして食糧飢饉を嘆ぜしめ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...処で東北地方の凶作飢饉がなぜ現在このようにセンセーショナルな同情の対象になっているかというと...
戸坂潤 「社会時評」
...耕作を忘れたか肥つた農夫よ田舍に飢饉は迫り 冬の農家の壁は凍つてしまつた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...八丁饑饉(ききん)といってあきらめたほどであった...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...アレクサンドラ」ロシアはものすごい飢饉で...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...饑饉年であれば米が高くなる...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...この欠乏が飢饉と化し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...1)Dcouv. Russ. tom. iii. p. 239.2)Id. p. 324.従って全体として、牧畜生活の中(うち)本章で考察した部門においては、人口を生活資料の水準に抑止する主たる妨げは、妻を得ることの出来ないのによる抑制、女子に関する悪習、流行病、戦争、飢饉、及び極貧から生ずる疾病、であることがわかるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...最も恐るべき飢饉を経験して来ているのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてまず飢饉に際して支那は隣国から援助を受けることは出来ず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...従って飢饉の主たる原因の一つであると云い得よう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...〔訳註〕第一―三版ではこの次に飢饉を論ずる一パラグラフがあったが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...豊年飢饉でこまるのは貴様らばかりか世帯のでかいだけ地主も困るんだ...
「共同耕作」
...夏の初めには飢饉(ききん)のきざしさえ見え...
室生犀星 「野に臥す者」
...昔の飢饉(ききん)年にはこれから片栗粉を取って食べたという話が...
柳田國男 「食料名彙」
...またはもし耐えられたとしても、それは極めて多くの国の年々の生産物を吸収し、ために最も広大なる範囲の窮乏、飢饉、及び人口減少を惹起すに至るであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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