...実に鼻持ちのならぬような物をつくり上げる正餐もあるそうである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...正餐は四角な漆器に入れて持ち出され...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...其朝餐の時は、同じ食卓に源助夫婦と新さんとお八重お定の五人が向ひ合つたので、二人共三膳とは食へなかつた...
石川啄木 「天鵞絨」
...簡単な晩餐会(ばんさんかい)があって...
田中英光 「オリンポスの果実」
...々々!……最後の晩餐! 酒...
種田山頭火 「其中日記」
...何か取留めのない晩餐(ばんさん)がすんで...
徳田秋声 「仮装人物」
...銀座風月堂にて独酌晩餐を食し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...次(つぎ)の日(ひ)の晩餐(ばんさん)には例年(れいねん)の如(ごと)く饂飩(うどん)が打(う)たれた...
長塚節 「土」
...仙人は流霞(りゅうか)を餐(さん)し...
夏目漱石 「虞美人草」
...私が先月十五日の夜(よ)晩餐(ばんさん)の招待を受けた時...
夏目漱石 「ケーベル先生の告別」
...彼の家の近所の洋食店で共に晩餐(ばんさん)を食いながら...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...彼のために小晩餐会(ばんさんかい)が催されたことがある...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...晩餐会以降、国王はメリヘイブン邸宅を出ておりません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...一晩餐が終り、程よい時が経つと当夜の主人である高畠子爵は、「どれ――」と云いながら客夫妻、夫人を見廻し徐(おもむ)ろに椅子をずらした...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...失礼ですが我邦(わがくに)の親たちも英国風に倣(なら)って娘のために毎週一度位晩餐会(ばんさんかい)を開いたらよかろうと存じます...
村井弦斎 「食道楽」
...帝王の御朝餐(ちょうさん)として用意される大床子(だいしょうじ)のお料理などは召し上がらないものになっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...めでたかったな」と晩餐(ばんさん)をかこんでいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...告解・聖餐・ミサなどにつとめた...
和辻哲郎 「鎖国」
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