...威勢(いせい)よくつぎの餌肉(えにく)のところへいった...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...」それから鸚鵡の餌がなくなりそうな時には...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿英」
...そして専(もっぱ)ら食餌(しょくじ)療法に依るようにと云うことで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼は人間の種(しゅ)の改良に努力しているんだから、そうした彼の眼から見ればわれわれなんぞ、たかだか奴隷か、砲火の餌食、乃至駄獣にしきゃ見えんのだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...無理(むり)に食餌(ゑぢき)を填充(つめこ)まう...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...汝ら敵の戰利また餌(えば)となることなからずや?敵は汝の堅城を破壞することなからずや?此事汝晝に夜に常に心に戒めよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...おのれの餌食(えじき)を捜し求める……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...餌食の昆虫を待ち受けてるのであろうか...
豊島与志雄 「聖女人像」
...嘴(くちばし)の中に餌と脣(くち)づけをもたらしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...たちまち文鳥に餌(え)をやらなければならないなと思った...
夏目漱石 「文鳥」
...そんなモモンガアの餌にしてたまるものか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この蠅の餌として...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...『似我蜂(じがばち)物語』に江戸の近所の在郷へ公より鷹の餌に入るとて...
南方熊楠 「十二支考」
...死骸を熊か鷲の餌食(えじき)にするつもりで...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...二人とも私を餌食にしようとしている学界の毒蜘蛛であるにしても...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...十方より剣槍の餌となし給え...
吉川英治 「三国志」
...クロに餌(えさ)をやっていない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...煉(ね)り餌をやると...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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