...それとも火星の生物の餌食になってしまうのであろうか...
海野十三 「火星兵団」
...果(はて)は無慘に林中に虎豹或は豺狼の餌食となれる鹿の群...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...また鳩の雛はの雛のように孵って直ぐ餌を啄(ついば)むことはできない...
外村繁 「澪標」
...之で二三日分の餌には足りるだらう...
中島敦 「かめれおん日記」
...この騷ぎは苟も餌のある内は決して止まぬのである...
長塚節 「栗毛虫」
...追(お)へば忽(たちま)ちに遁(に)げる鷄(とり)がどうかして狹(せま)く戸口(とぐち)を開(ひら)いてある穀倉(こくぐら)に好(この)む餌料(ゑさ)を見出(みいだ)して這入(はひ)らうとする時(とき)に其(そ)の狹(せま)い戸口(とぐち)が身(み)を入(い)るゝに足(た)りなければ徒(いたづ)らに首(くび)を(さ)し込(こ)んでは足掻(あが)いて/\さうして他(ほか)へ行(い)つて畢(しま)ふ...
長塚節 「土」
...新聞の好餌になったのに一寸似ていた...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...陶器でできた餌壺(えつぼ)をいくつとなく外から括(くく)りつけたのも...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...お辰が餌を拵えて鶯を殺した...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これが何よりの餌でもあつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...針のついた餌に釣られた魚と同じことなんだ! それはわれわれ全体に一様に変わりのない運命なんだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...そ奴(やつ)が今まで餌食(ゑじき)にしてゐたものだつたのです...
宮原晃一郎 「動く海底」
...マイワシは表層のプランクトンを餌とする魚である...
武者金吉 「地震なまず」
...これを食餌としてもよい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...餌(え)にとびつく狼(おおかみ)のようなものだ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...すこし餌をならしておいて...
吉川英治 「江戸三国志」
...薬餌(やくじ)のほうなら源内のお手の物……オ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...家の中も鷹の抜毛や餌でいっぱい...
吉川英治 「夕顔の門」
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