...至尊(しそん)直に鶴城(かくじやう)の中に在り」と...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...自分を満足させると同時に至尊に対して最も忠勤を励む所以だと思つてゐた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...伏して惟るに至尊施政の大道亦実に仁愛に淵源するあるハ明々白々の事に属す...
田中正造 「非常歎願書」
...勅語奉答は唯だ至尊に敬意を表する儀式的奏文とする慣例で...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...勅語奉答は唯だ至尊に敬意を表する儀式的奏文とする慣例で...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...即ち帝室の大切にして至尊至重なる由縁なり...
福沢諭吉 「帝室論」
...あたかも百二十一代の至尊の御名を暗誦せずとも...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...たとい誓言するにも至尊や大廟の御名を引かず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...至尊の高位にあるお方は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...夕者供新穀於至尊也」とあるのがそれかと思われる...
柳田国男 「海上の道」
...至尊(しそん)たりとも...
吉川英治 「私本太平記」
...ただに主上を至尊(しそん)と仰ぎ奉るだけでなく...
吉川英治 「私本太平記」
...昨日までは至尊(しそん)と仰がれた君と三人の妃が...
吉川英治 「私本太平記」
...畏(かしこ)くも至尊(しそん)にたいし奉ッて!」と...
吉川英治 「私本太平記」
...「いかなる名分(めいぶん)にせよ、大元帥たる御方が、その行宮(あんぐう)を捨て給うて、敵手に、あとの御運(ごうん)をゆだねられるからには、降参ときまッている!」「いや、至尊として、臣下の尊氏に、御降伏などというすじみちはない」「さようなお考えは、あなた方だけのもの...
吉川英治 「私本太平記」
...親しく至尊(しそん)の臨御(りんぎょ)を仰いで...
吉川英治 「新書太閤記」
...至尊の玉座を眼(ま)のあたりに拝観するとは...
吉川英治 「新書太閤記」
...だれを一天の至尊(しそん)と仰ぐか...
吉川英治 「新・水滸伝」
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