...太陽は生命を養う光線を無限の空間に放散しているから...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...いかなる圧迫にも苦痛にも堪(た)えて行くだけの反撥的(はんぱつてき)勇気を養うに限る...
大隈重信 「青年の天下」
...また養うようにもできていなかった...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...幼児を養う特殊の魚類は...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...思想運動としての深度・身近さ・大衆化の素地を養うのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...なお本陣の方には幾多の猛者(もさ)が養うてあるのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...病気を養うのならば...
中島敦 「斗南先生」
...実隆がその詞藻を養うためには...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...彼が子供を取り上げこれを養う面倒を見る時にのみ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...剣によって自らを養う方が...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...子供達特に息子達はその両親を養う義務があるのであるから2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...おそらく四人ほども養うことが出来る食物を生産し得せしめる如き程度でなければならない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ひとは本に対する或る感覚を養うことが大切である...
三木清 「如何に読書すべきか」
...親はらからを養うものはその辛苦いかにぞや...
森鴎外 「舞姫」
...人一人は自ら養うのに日にオリーヴが一つあればたりると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...稲荷(いなり)ほどの大きな勢力を養うには至らなかった...
柳田国男 「海上の道」
...三人口を養うとなると...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...どう養うか」「それ...
吉川英治 「松のや露八」
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