...播磨國の飾磨郡の射立兵主神社...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...心爲に動き即愚詠八首を以て之に答ふ(其六首を録す)津の國のはたてもよぎて往きし時播磨の海に君を追ひがてき淡路のや松尾が崎もふみ見ねば飾磨の海の家島も見ず飾磨の海よろふ群島つゝみある人にはよけむ君が家島冬の田に落穗を求め鴛鴦の來て遊ぶちふ家島なづかし家島はあやにこほしもわが郷は梢の鵙も人の獲るさとことしゆきて二たびゆかむ播磨路や家島見むはいつの日にあらむ女あり幼にして母を失ひ外戚の老婦の家に生長せり...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...播磨風土記の飾磨(しかま)郡貽和(いわ)ノ里の条に...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...例の飾磨屋(しかまや)さんが催すのです...
森鴎外 「百物語」
...僕は主人の飾磨屋がどこにいるか知らずにしまった...
森鴎外 「百物語」
...今見た飾磨屋と云う人の事を考えた...
森鴎外 「百物語」
...飾磨屋はどうもそれとは違うようだ...
森鴎外 「百物語」
...実は絶えず飾磨屋の様子を見ている...
森鴎外 「百物語」
...その飾磨屋がどうして今宵のような催しをするのだろう...
森鴎外 「百物語」
...僕はさっき飾磨屋を始て見たとき...
森鴎外 「百物語」
...飾磨郡置塩村の旧い家の出で...
柳田国男 「故郷七十年」
...背後の平地から飾磨(しかま)あたりまで行動し出し...
吉川英治 「新書太閤記」
...飾磨(しかま)道の並木のうえに...
吉川英治 「新書太閤記」
...播磨飾磨(はりましかま)の海岸で...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...飾磨(しかま)の浦(うら)には寄るものを...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わが恋はあひそめてこそまさりけれ飾磨(しかま)の布の色ならねども唄わないお通は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「よう飾磨(しかま)の」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...飾磨(しかま)の浦から立ったばかり――というのであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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万病 食うか食われるかの争い 落ち穂
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