「飼」の意味
動物を養い育てる
小説での「飼」の使い方
...当時の印刷局長得能良介(とくのうりょうすけ)は鵜飼老人と心易(こころやす)くしていたので...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...新しく犬と猫を一匹ずつ飼い始めました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...さらに懸隔のはなはだしい野蛮人種は犬猫同然に文明人種に飼われざる以上は続々死に絶えてしまう...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...ヨボ/\ノ老人ハドウニモナランネ」「オ倒レニナッタノガ芝生ノ上ダッタノデ本当ニヨウゴザイマシタ」予モ浄吉モ元来犬好キノ方ナノデ前ニモ犬ヲ飼ッタコトハアル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...私は多くの善良な象のためにまたその善良な飼養者のために...
寺田寅彦 「解かれた象」
...ある婦人がその飼っていた十姉妹(じゅうしまつ)の四羽とも一度に死にかかったのを手のひらへのせて一生懸命火鉢(ひばち)で暖めていた...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...わたしはもうこの先二度と妻を持ち妾(しょう)を蓄え奴婢(ぬひ)を使い家畜を飼い庭には花窓には小鳥縁先(えんさき)には金魚を飼いなぞした装飾に富んだ生活を繰返(くりかえ)す事は出来ないであろう...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...海の魚を飼おうという気を起すだけでも...
中谷宇吉郎 「異魚」
...何處からともなく飼鶯(かひうぐひす)の聲が聞えます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこへ放し飼いの牛までまじって...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...これでも飼つて見ればいくらか可愛いゝものさ...
牧野信一 「池のまはり」
...彼ら自ら家畜を飼育するので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...インドのニルゲリ山間などは虎はあれど人を殺す事至って稀だが家に飼った水牛を害する事しきりだ(リウァース著『トダ人族篇』四三二頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...もと羊飼(ひつじか)いをしていたオーサとマッツのきょうだいが凍(こお)りついた湖(みずうみ)の上を歩いているとき...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...徐々に懐柔して再び家の飼猫に...
柳田國男 「どら猫観察記」
...ところが、牛飼の者は、「師の房様が、気でも狂わしゃったか、輦(くるま)を、ご自分の手で、あのように焼いておしまいなされた」と、舌をふるわせていうのである...
吉川英治 「親鸞」
...山野へ放ち飼いにされていた客分である...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...贖罪の希望」「ソロモンの裁判」「天使羊飼に救主の誕生を告ぐ」「最後の審判」などであった...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
