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石川啄木 「一握の砂」
...広い二階に飴売の若い鮮人と二人きりである...
種田山頭火 「行乞記」
...丁度出くわした鮮人の飴売さんに教へられて此宿に泊る...
種田山頭火 「行乞記」
...遠くの方(はう)から飴売(あめうり)の朝鮮笛(てうせんぶえ)が響(ひゞ)き出した...
永井荷風 「すみだ川」
...遠くの方から飴売(あめうり)の朝鮮笛(ちょうせんぶえ)が響き出した...
永井荷風 「すみだ川」
...鎌倉節の飴売(あめう)りであり...
中里介山 「大菩薩峠」
...飴売爺々(あめうりぢぢい)と...
中原中也 「在りし日の歌」
...片隅に飴売りに出る着物...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...紙芝居の飴売りが激増して...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...飴売りや風吹く秋の女竹やまふ人の今日鋏する柘榴かな病を養つて伊豆に客なる梶井基次郎君より返書あり...
三好達治 「測量船」
...慣れた者の飴売りの身支度をして待っておりますと……ヘエ...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...飴売に化けてこっちへ流れて来ましたが...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...その飴売が無口になって...
吉川英治 「篝火の女」
...『なぜ?』『なぜと云って、あの杜鵑管を、どうして、飴売りなどが、持って居りましょう...
吉川英治 「篝火の女」
...きっと、あの飴売りは、三郎様の密使でしょう』八雲は霊覚者の宣示(せんし)のように、信念のあることばで云った...
吉川英治 「篝火の女」
...飴売(あめう)りの太鼓までが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...道中の路銀とてないので飴売(あめう)りの胴乱(どうらん)をかけて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...飴売(あめう)りの胴乱を肩にかけた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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