...冷や飯食べてばかりいないで、もう一度聞いてみて...
...一緒に夕飯食べませんか?(Would you like to have dinner together?)...
...蚊帳地でごめんね、今日は外でご飯食べよう!...
...此の上無い退屈の瞬間がずらずらと連続してそれが昼寝をしたり魚をおかずに飯食ったりそうした現実を組立てて居るようであった...
梅崎春生 「風宴」
...えらい六代目贔屓(びいき)やてな」「この間から一遍六代目と飯食うさかい来給え云われててんけど...
谷崎潤一郎 「細雪」
...飯食い茶碗も紙に包んで持って来たのであったが...
徳田秋声 「黴」
...それからこの辺の飯の話になり、日本米を食べるために、わざわざ地方へ旅する人も少なくなく、飯食いの銀子も、それが一つの目当てで、同伴したというのだった...
徳田秋声 「縮図」
...残飯食いと云われなくていいようになるだろう……」という期待は...
徳永直 「戦争雑記」
...行者の前の壇上には、蘇油、鈴、独鈷(どっこ)、三鈷、五鈷、その右に、二本の杓、飯食、五穀を供え、左手には嗽口(そうこう)、灑水(しゃすい)を置いてあった...
直木三十五 「南国太平記」
...部屋の壁には、青地に四印曼荼羅(まんだら)を描いた旗と、蓮華広大曼荼羅を描いたものとを掛けて、飯食を供し、旛(はた)の上方には、加治木玄白斎が、自分の血で、三股金剛杵を描き、その杵の中に、一宇頂輪の真言を書いた...
直木三十五 「南国太平記」
...時間が十二時を打っても機械が止まっても汽笛の鳴らぬ間(うち)は飯食いにやらぬと出口に立ち塞がる...
根岸正吉 「須賀爺」
...町人や百姓なら見込みで縛って、引っ叩く術(て)もあるが、相手は旗本屋敷に住んでいちゃ、冷飯食いでも、まさかそんな手荒なことは出来ない」「…………」「で、兄貴が乗込んで行って、平常(いつも)の術(て)で存分に啖呵(たんか)を切って、思い切り厭(いや)がらせを言うんだ」「そいつは有難(ありがて)え、俺は溜飲(りゅういん)を下げたくてウズウズしているんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...旗本の冷飯食いで...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...飯食ひに出ようといふので...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...これぢゃあ家で飯食ってるやうでつまらん...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...飯食を作り共に下に坐し食う...
南方熊楠 「十二支考」
...あっしゃ仰せの通り渡世に入って日の浅え冷飯食いで...
三好十郎 「斬られの仙太」
...もうドンドン御飯食べるでしょ...
三好十郎 「樹氷」
...てめえちみてえなどこの馬の骨とも知れねえ旅烏の冷飯食いの口上を受ける義理はねえ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...夕飯食ってひっぱたけまた...
柳田国男 「年中行事覚書」
...半瓦の部屋の飯食い者...
吉川英治 「宮本武蔵」
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