...飢民救済について募金を募っている...
...戦時中の飢民の苦しみを知っている...
...彼らは飢民を救うために奔走している...
...飢民問題はひとつの大きな社会問題だ...
...飢民が発生するリスクを少しでも減らすために、国は政策を講じる必要がある...
...飢民皆出て鼠穴に食を求め済活甚だ多し(『類函』四三二)...
南方熊楠 「十二支考」
...飢民蜂起して富豪を侵掠す...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...天下のどこに一人の飢民でもあるか...
吉川英治 「三国志」
...洛陽の飢民は、夜ごと悲しげに、廃墟の星空を仰いで、(こんなことなら、まだ前の董相国(とうしょうこく)の暴政のほうがましだった)と、呟(つぶや)き合った...
吉川英治 「三国志」
...飢民が幾人もたおれていた...
吉川英治 「三国志」
...なにけ? ……」「なんじゃろ?」無智な飢民(きみん)の眼には...
吉川英治 「三国志」
...恐怖する知覚さえ喪失(そうしつ)している飢民の群れだった...
吉川英治 「三国志」
...李、郭の大軍が、帝の御車を追って、後方から真っ黒に地をおおって来ると、どこへくぐってしまったものか、もう飢民の影も、鳥一羽も、野には見えなかった...
吉川英治 「三国志」
...飢民のあとをついて奔河(ほんが)の如く出てきた城兵を直ちに挟撃してこれに完全なる殲滅(せんめつ)を加えた...
吉川英治 「三国志」
...飢民(きみん)を救わせ給うたとも説く...
吉川英治 「私本太平記」
...死馬の腐肉(ふにく)にたかっている飢民(きみん)があった...
吉川英治 「私本太平記」
...岐阜を立つときからすでにこんな路傍の飢民(きみん)にまで...
吉川英治 「新書太閤記」
...峠の蝉時雨(せみしぐれ)は彼の慈悲に泣く飢民(きみん)の声のようでもあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...「第一に、米を施せ」秀吉が、鳥取城を占領すると、まっ先に手をつけたのが、城中の飢民と、城外の窮民の救済だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...路傍の飢民(きみん)をどうするかである...
吉川英治 「親鸞」
...京職は、病人や飢餓の者を、洛外の施薬院(せやくいん)と悲田院(ひでんいん)に、収容したが、すぐ入れきれなくなり、さらに、関をこえて、地方の飢民まで、都にはいり込んでくる...
吉川英治 「平の将門」
...それらの飢民や浮浪の徒を加え...
吉川英治 「平の将門」
...また飢民や浮浪の煽動にのり...
吉川英治 「平の将門」
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