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陀田勘助 「断片」
...飢えと寒さにふるえながらどこかのごみ箱のまわりでもうろうろしている...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...豊かな自然のなかに飢えてる動物を想像することは...
豊島与志雄 「風景」
...心にも亦常に飢を覚えてゐる故である...
永井壮吉 「冬日の窓」
...発育盛りの子供が飢えている...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...つまり、行手に希望がありさえすれば、疲労も、飢餓も、頑張(がんば)るだけ頑張って行く張合いというものがあるが、さて、頑張り通した揚句が外ヶ浜ではたいがいうんざりする...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつまでも節旄(せつぼう)を持して曠野(こうや)に飢えるのと...
中島敦 「李陵」
...わたしらの×されるのがうれしいのだ平常は平常でしぼり抜き飢え死にさせどこまでわたしらの命をふみにじるのだわたしらとて命に変わりはないぞ真っ平だ 真っ平だ何とチョウバツしようと命をかけて絶対×××ああ戦場からいま直ぐに息子とりもどしたいとりもどしたい...
中野鈴子 「母の叫び」
...飢餓とから逃(のが)れるために...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...その救いの幻想はやがて僕に飢餓が迫って来たとき...
原民喜 「鎮魂歌」
...飢えたようなごろごろいう叫び声が次第にほとんどただ一つの叫びとなっていった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
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逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...飢饉の時に際してはその嫩(わか)き苗葉を採りゆでて水に浸してその苦味を淘浄し油塩に調えて食する事が書いてある...
牧野富太郎 「植物記」
...尊敬すべき飢ゑであつた...
水野葉舟 「言文一致」
...之を取りて食してより又飢うること無く...
柳田国男 「山の人生」
...そうした怪奇モノに飢えている都会人の心裡がアリアリと裏書きされていた...
夢野久作 「二重心臓」
...だから彼は、飢(う)えると、食う食慾より先に、働くことを先にする...
吉川英治 「新書太閤記」
...飢えても傷(きず)ついても...
吉川英治 「新書太閤記」
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