...ただ飢餓に迫られ...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...すでに終戦後の作家飢饉(ききん)で...
田中英光 「野狐」
...飢ゑたるものは食を選ばず唯無暗にがつがつするなり...
永井荷風 「猥褻独問答」
...飢え渇きつつこの道をゆくとき...
永井隆 「長崎の鐘」
...いつまでも節旄(せつぼう)を持して曠野(こうや)に飢えるのと...
中島敦 「李陵」
...ハムスンの飢えと云う小説を思い出した...
林芙美子 「新版 放浪記」
...飢ゑながら焼跡を歩いてゐるとき...
原民喜 「死について」
...彼等の恐ろしい飢餓の有様を見て下さい...
宮本百合子 「アワァビット」
...その心情的な飢渇がいやされなければ...
宮本百合子 「現代の主題」
...山田先生一家は快く私を受け入れてもとの女中部屋の三畳の部屋をあてがってくださりお子さんのめんどうを見たり家事の手伝い、使い走りにしばらく過した後でその頃先生が講師をなすっていた夜間の私立大学の文科の聴講生に編入してもらって勉強できるようになりました、後から思うと、当時人手の不足した頃でそれまで使っていた女中が居なくなりちょうど私がそこへ来て、女中代りに使われたわけですけど若い田舎者の私は朝から晩までコキ使われても、苦になりません何よりも、夜だけでも勉強が出来るのです時々は先生の助手としてカバンを持って教室や講演会へお伴をしたり先生の書斉で原稿の清書をさせられたりするのもおそれ多いような、誇らしいような、気がしますただ幸福で、ワクワクと夢中になって働らき、本を読み、飢えたように、物を見つめ先生の言葉に聞き入りました、どんな物を見ても、言葉を聞いても私には、すべて光りが強過ぎて理解することはできませんでした、理解しないままに、のみこんだのです、とにかく私はガツガツとただガツガツと、それがなんだか自分では知らないで尊敬する先生の言葉をのみこみました...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...己は隠居してから心を著述に専(もつぱら)にして、古本大学刮目(こほんだいがくくわつもく)、洗心洞剳記(せんしんどうさつき)、同附録抄(ふろくせう)、儒門空虚聚語(じゆもんくうきよしゆうご)、孝経彙註(かうきやうゐちゆう)の刻本が次第に完成し、剳記(さつき)を富士山の石室(せきしつ)に蔵(ざう)し、又足代権太夫弘訓(あじろごんたいふひろのり)の勧(すゝめ)によつて、宮崎、林崎の両文庫に納(をさ)めて、学者としての志(こゝろざし)をも遂げたのだが、連年の飢饉、賤民の困窮を、目を塞(ふさ)いで見ずにはをられなかつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...飢饉(ききん)のため幾度か倒れ...
柳宗悦 「陸中雑記」
...ハッハッハッ」と笑っているところは恰(まる)で飢饉の実話以上……ここいらは首陽山に蕨(わらび)を採った聖人の兄弟以上に買ってやらなければならぬと思う...
夢野久作 「近世快人伝」
...功に飢えている人々だの...
吉川英治 「大谷刑部」
...更にひどい飢寒に度々見舞はれる人だらうと思ふ...
吉川英治 「折々の記」
...飢(う)えと飢えとの寄り合い家族と...
吉川英治 「親鸞」
...飢え死にしている死骸の着ている衣(もの)を...
吉川英治 「親鸞」
...母のあまい愛に飢えていることは事実である...
吉川英治 「親鸞」
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