...西部劇によく出てくる食人種の描写は差別的だ...
...アフリカには現代でも食人種の話が残っているという...
...あの小説には食人種が登場していて、その描写には恐怖を感じた...
...昔、日本にも食人種のような存在がいたという話がある...
...そもそも食人種とは人間を食べる文化が生まれた社会的な背景があるとされる...
...この方言は一寸(ちよつと)食人種の使ふ言葉じみてゐて愉快である...
芥川龍之介 「食物として」
...わたしは彼等が皆一つ仲間の食人種であることを知っているが...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...あいつの首を食べればそりゃ食人種さ...
海野十三 「火星兵団」
...欧州の人民は殺人者より一転して食人種となり...
大隈重信 「大戦乱後の国際平和」
...私はふと以前に聞いたことのある食人種の話を思い出した...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...あふりか産食人種...
谷譲次 「踊る地平線」
...また一方原始的の食人種が敵人をほふってその屍(しかばね)の前に勇躍するグロテスクな光景とのある関係も示唆される...
寺田寅彦 「備忘録」
...食人種が捕虜を食用として肥らしておきながら...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...単なる求食人種の移動に過ぎないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々が食人種でないことがおわかりならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...人食人種だっていなくなって...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...海岸に近い密林の中にはワラという獰猛な食人種が住んでいるが...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...アフリカの食人種の部落からとってきた頭蓋骨などもあるといった具合...
平林初之輔 「ホオムズの探偵法」
...さもなければ我々菜食人種は病気になる事受合だ...
古川緑波 「駄パンその他」
...この原則で見ると肉類は重(おも)に胃で消化され穀物は重に腸で消化されるから日本人のような穀食人種は腸の長さが平均三十尺あって西洋人よりもよっぽど長くかつ太いそうだ」主人「日本人の中でも大原君の腸なんぞは特別に長くって太いだろう...
村井弦斎 「食道楽」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...昔は食人種などと脅かされた南洋諸島の一つ...
山本笑月 「明治世相百話」
...下って「ニグロ型」「食人種型」「擬人猿類型」...
夢野久作 「鼻の表現」
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