例文・使い方一覧でみる「飛び離れて」の意味
スポンサーリンク...世の中の習俗からも飛び離れて自由でありげに見える古藤さえが... 
有島武郎 「或る女」
...そうして飛び離れて風体（ふうてい）の変わった葉子を見ると...
有島武郎 「或る女」
...しかし脳髄にいたっては人間だけが一段飛び離れてすぐれていて...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...そのなかから作柄の飛び離れて秀れたものを...
薄田泣菫 「小壺狩」
...ところが黄山谷と来るとまるで飛び離れている...
高村光太郎 「黄山谷について」
...飛び離れて天座神息（あまくらしんそく）などと記したものもありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...やや飛び離れております...
中里介山 「大菩薩峠」
...分配の法則から飛び離れている...
中里介山 「大菩薩峠」
...悉（こと／″＼）く飛び離れて強烈な色采（しきさい）を有してゐるもの許（ばかり）である...
夏目漱石 「『煤煙』の序」
...どうも現世現在を飛び離れているの憾（うら）みを免（まぬ）かれない...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...事件があまりに常識を飛び離れて居るので...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...ずっと飛び離れて...
森鴎外 「かのように」
...そいつは飛び離れて大胆です...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...遠く飛び離れて肥前の小値賀島（おじかしま）まで...
柳田国男 「こども風土記」
...同じ例は遥（はる）かに飛び離れて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...飛び離れて逃げる千鶴子の速さに手が届かず...
横光利一 「旅愁」
...しかしそういう特別に飛び離れて偉大な人格が今日もなお世界に存在する如くに見え...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...飛び離れて白（しら）ける男女（ふたり）を冷やかに見捨てながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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