...これも飛びきり面白かった...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...チェスタートンは飛びきり奇抜なトリックを思いつく名人だが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...捜査官も飛びきりのサディズムが味わえるわけですね」克彦はふと挑戦して見たくなった...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...飛びきりのメニューを出すものなのだから...
滝沢敬一 「ブイヨン・ドンゾール」
...光子さんは船場あたりの娘さんの中でもちょっと飛びきりの器量やのんです...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...(椅子(いす)から格子縞(こうしじま)の膝掛(ひざか)けを取る)これは飛びきり極上の羅紗(ラシャ)でございます...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...飛びきり滑稽な逸話を一つお聞かせしましょうか...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...飛びきりの羽二重(はぶたえ)なんだとさ」「マダム・シルク?」その時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...三月前に無類飛びきりといふ入山形(いりやまがた)に二つ星の妾(めかけ)を雇ひ入れた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...飛びきりに美しいと云う事は...
林芙美子 「新版 放浪記」
...子供の僕は爽やかなものが飛びきり悦しかつたのだらう...
原民喜 「火の子供」
...何もかも飛びきりの上値で売れっちまってさ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...飛びきり上等の鵞鳥脂で自分の靴を磨いてゐることは隠れもない事実なのぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...見つかりつこない飛びきり上等の蜜を進ぜますて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...*ラペーの飛びきりだって...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...それより飛びきり上等のはがねがございますから...
吉川英治 「新・水滸伝」
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