...お里は二十二の夏の初めに飄然(ふらり)と何處からか歸つて來た...
石川啄木 「散文詩」
...ひとしきり飄逸な歌を唱つて...
薄田泣菫 「独楽園」
...ひとり飄然(ひょうぜん)と旅に赴(おもむ)く体裁(ていさい)で...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...物に憑かれたように飄々とうろついてる多くの男の影...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...この茶店へ飄然(ひょうぜん)と舞い込んだのは一人の旅の武士(さむらい)であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...ともかく首尾よくこの飄客(ひょうかく)の体の上を...
中里介山 「大菩薩峠」
...飄逸(ひょういつ)の趣(おもむき)は...
夏目漱石 「草枕」
...松村子爵は飄然(ひょうぜん)としてMホテルにあらわれた...
浜尾四郎 「正義」
...妙に飄々と心の中に風が吹きこむこの気持ちはどうしたことだらう...
林芙美子 「「リラ」の女達」
...きょうびはあの飄逸な万橘の唄も...
正岡容 「寄席行燈」
...飄然(ひょうぜん)と小倉を去った...
森鴎外 「二人の友」
...飄逸の妙筆さらに気を変えて飄逸の方面を物色すると...
山本笑月 「明治世相百話」
...其れが飄然(ふはり)として如何(いか)にも容易(たやす)い...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...飄然(ひょうぜん)として奉行所の外へ出ました...
吉川英治 「江戸三国志」
...飄然(ひょうぜん)...
吉川英治 「三国志」
...飄乎(ひょうこ)として...
吉川英治 「三国志」
...飄然(ひょうぜん)とここを辞(じ)してかえる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...社会の縄墨(じょうぼく)を逸した飄骨(ひょうこつ)と精悍(せいかん)なだけに...
吉川英治 「新書太閤記」
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