例文・使い方一覧でみる「飄」の意味


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...「吉梵法師」と勒(ろく)された墓石は今なお々(ひょうひょう)たる洒脱の風(ふうぼう)を語っておる...   「吉梵法師」と勒された墓石は今なお飄々たる洒脱の風を語っておるの読み方
内田魯庵 「淡島椿岳」

...亭はじめそれぞれ貴兄よりきびしく御請求あるべく候...   飄亭はじめそれぞれ貴兄よりきびしく御請求あるべく候の読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...あの降参が如何にも逸(ひょういつ)にして拘泥しない半分以上トボケて居る所が眼目であります...   あの降参が如何にも飄逸にして拘泥しない半分以上トボケて居る所が眼目でありますの読み方
高浜虚子 「漱石氏と私」

...一人の旅僧が然(ひょうぜん)とやって来て...   一人の旅僧が飄然とやって来ての読み方
田中貢太郎 「風呂供養の話」

...此の逸(ひょういつ)な坊主のお蔭(かげ)で確かに打ち解けて来たように感じ...   此の飄逸な坊主のお蔭で確かに打ち解けて来たように感じの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...無我々だ!四十四日ぶりに理髪して八日ぶりに入浴した...   無我飄々だ!四十四日ぶりに理髪して八日ぶりに入浴したの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...然(ひょうぜん)として京都に来つ...   飄然として京都に来つの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...美的にせよ、突兀的にせよ、逸的にせよ、皆吾人の物の関係を味う時の味い方で、そのいずれを選ぶかは文芸家の理想できまるべき問題でありますから、分化の結果理想が殖(ふ)えれば、どこまで割れて行くか分りません...   美的にせよ、突兀的にせよ、飄逸的にせよ、皆吾人の物の関係を味う時の味い方で、そのいずれを選ぶかは文芸家の理想できまるべき問題でありますから、分化の結果理想が殖えれば、どこまで割れて行くか分りませんの読み方
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

...噂(うわさ)をすれば陰の喩(たとえ)に洩(も)れず迷亭先生例のごとく勝手口から然(ひょうぜん)と春風(しゅんぷう)に乗じて舞い込んで来る...   噂をすれば陰の喩に洩れず迷亭先生例のごとく勝手口から飄然と春風に乗じて舞い込んで来るの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...例の招牌(かんばん)から釣込む植木屋は家々の招きの旗幟(はた)を翩翻(へんぽん)と金風(あきかぜ)に(ひるがえ)し...   例の招牌から釣込む植木屋は家々の招きの旗幟を翩翻と金風に飄しの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...きょうびはあの逸な万橘の唄も...   きょうびはあの飄逸な万橘の唄もの読み方
正岡容 「寄席行燈」

...然と倫敦へ移ってきたのである...   飄然と倫敦へ移ってきたのであるの読み方
松本泰 「P丘の殺人事件」

...零(ひょうれい)として歩いてゆく...   飄零として歩いてゆくの読み方
三上於兎吉 「艶容万年若衆」

...日のために暴(さら)されず...   飄日のために暴されずの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...痴狂家の夢は稀疎にして忽たり...   痴狂家の夢は稀疎にして飄忽たりの読み方
森鴎外 「夢」

...やはり逸味たっぷりの妙筆です...   やはり飄逸味たっぷりの妙筆ですの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...」東野は笑いながらすっと立ったかと思うとそのまま然と外へ出ていってしまった...   」東野は笑いながらすっと立ったかと思うとそのまま飄然と外へ出ていってしまったの読み方
横光利一 「旅愁」

...こちらは然(ひょうぜん)たる旅人にすぎぬが」「まず...   こちらは飄然たる旅人にすぎぬが」「まずの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「飄」の読みかた

「飄」の書き方・書き順

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