...孤笈飄然(こきふへうぜん)として英京に去れり...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...飄遊(へういう)風の如く...
石川啄木 「閑天地」
...お里は二十二の夏の初めに飄然(ふらり)と何處からか歸つて來た...
石川啄木 「散文詩」
...町淋し雨の筍(たけのこ)貸家札という飄亭の句がある...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...飄々天上の人とならんとするが如くなるを覺えき...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...あたかもかの夢想兵衛が飄飄然(ひょうひょうぜん)として紙鳶(たこ)にまたがり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...宗近君は飄然(ひょうぜん)として去る...
夏目漱石 「虞美人草」
...美的にせよ、突兀的にせよ、飄逸的にせよ、皆吾人の物の関係を味う時の味い方で、そのいずれを選ぶかは文芸家の理想できまるべき問題でありますから、分化の結果理想が殖(ふ)えれば、どこまで割れて行くか分りません...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...山の芋をくれてよ」「あの多々良さん見たようなを云うのよ」「多々良さんは飄然なの?」「ええ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...長橋三百丈影偃緑波中人似行天上飄々躡玉虹という江戸名物の川開きに...
正岡容 「圓朝花火」
...「四月園林雪驟飄...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...飄々乎(ひょうひょうこ)として徹底して行くのだから手が附けられない...
夢野久作 「近世快人伝」
...飄逸(ひょういつ)も...
夢野久作 「能とは何か」
......
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...飄然(ひょうぜん)として奉行所の外へ出ました...
吉川英治 「江戸三国志」
...飄然(ひょうぜん)とここを辞(じ)してかえる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――そして飄然(ひょうぜん)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お坐りなされ」飄逸(ひょういつ)な...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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