例文・使い方一覧でみる「風音」の意味


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...大なる石は虚空(こくう)より唸(うな)りの風音をたて隕石(いんせき)のごとく速かに落下し来(きた)り直ちに男女を打ちひしぎ候...   大なる石は虚空より唸りの風音をたて隕石のごとく速かに落下し来り直ちに男女を打ちひしぎ候の読み方
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」

...もそっと深い所に横たわっているんじゃ」彼はふと言葉をきらして小塔に咽(むせ)び泣く風音に耳を澄まして...   もそっと深い所に横たわっているんじゃ」彼はふと言葉をきらして小塔に咽び泣く風音に耳を澄ましての読み方
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」

...擬音の淋しい風音に交じって...   擬音の淋しい風音に交じっての読み方
寺田寅彦 「ラジオ雑感」

...窓外をかすめる風音ぐらいにしか感じなかった...   窓外をかすめる風音ぐらいにしか感じなかったの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...外には風音もない...   外には風音もないの読み方
永井隆 「この子を残して」

...輕風音無く去りて往く所を知らず...   輕風音無く去りて往く所を知らずの読み方
長塚節 「草津行」

...昔の或る時代と少しも変りのない不安な状態に似たものが耳底にがうがうと風音のやうに吹き流れて来た...   昔の或る時代と少しも変りのない不安な状態に似たものが耳底にがうがうと風音のやうに吹き流れて来たの読み方
林芙美子 「瀑布」

...その風音にあやされて...   その風音にあやされての読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...客車を襲った強風音が聞こえたかもな...   客車を襲った強風音が聞こえたかもなの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」

...また風音で慌しくことあり気に現れて来てあたりを見廻し...   また風音で慌しくことあり気に現れて来てあたりを見廻しの読み方
正岡容 「随筆 寄席囃子」

...――後は寂寞(せきばく)とした闇の風音...   ――後は寂寞とした闇の風音の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...風音ならぬ金鼓の音が四方に響いた...   風音ならぬ金鼓の音が四方に響いたの読み方
吉川英治 「三国志」

...芦屋一帯が闇と風音ばかりです...   芦屋一帯が闇と風音ばかりですの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ザッと草をなでてくるような風音(かざおと)...   ザッと草をなでてくるような風音の読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...山の洞窟でしていた風音と似ていなくもない音が...   山の洞窟でしていた風音と似ていなくもない音がの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

...そうすれば笛のような風音に意識を逸らされることがなくて済んだのにと思った...   そうすれば笛のような風音に意識を逸らされることがなくて済んだのにと思ったの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

...吹きすさぶ風音と発動機の轟音の中で我々は怒鳴り合ってなんとか会話を交わしたが...   吹きすさぶ風音と発動機の轟音の中で我々は怒鳴り合ってなんとか会話を交わしたがの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

...聞くだけでもう魂がかきむしられる思いのするその地獄のような風音(かざおと)こそ...   聞くだけでもう魂がかきむしられる思いのするその地獄のような風音こその読み方
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

「風音」の読みかた

「風音」の書き方・書き順

いろんなフォントで「風音」


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