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宮本百合子 「獄中への手紙」
...私も些か風邪ぎみ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...せかないでも」「風邪ぎみでくさくさするからって」おまさは眩(まぶ)しそうな顔つきで云った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...風邪ぎみで出られないからと...
山本周五郎 「竹柏記」
...虎之助は七日ほどまえから風邪ぎみであったが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...風邪ぎみだからかさねている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...風邪ぎみだというけれども...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...十余日まえより風邪ぎみにて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...四五日まえから風邪ぎみで寝ていたかよが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...光辰も風邪ぎみで気が重かった...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...速水は風邪ぎみか度度手巾を出し鼻をかんだ...
横光利一 「旅愁」
...きのうから風邪ぎみで...
吉川英治 「大岡越前」
...風邪ぎみにすぎん...
吉川英治 「大岡越前」
...前の日から風邪ぎみと偽(いつわ)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...風邪ぎみといって来ず...
吉川英治 「平の将門」
...そのあげく風邪ぎみの熱を発してきょうは寝たきり頭があがらないでいるということだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あいにく先頃より風邪ぎみ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「旦那様、あの、お手紙が」宿屋の女中が、取次いできたのを、一角は封をきらないで、「少し、風邪ぎみで、寝ているといってくれ」すぐ、お八重の文字と分るのであるが、――一角は、五、六度の遊戯で、もう何の感興も燃えなかった...
吉川英治 「無宿人国記」
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