...彼女は風趣があって話が面白い...
...パーティーで彼とは風趣が合わないと感じた...
...彼は風趣のある人物として有名だ...
...インタビューで彼女は風趣に富んだ答えをした...
...風趣に富んだ絵画展が開催されている...
...京都の仙洞御所(せんとうごしょ)のなかで清涼殿(せいりょうでん)の前庭をかこんだ一帯の風趣であったのです...
石原純 「アインシュタイン教授をわが国に迎えて」
...清閑とは其中庵の今日此頃の風趣である...
種田山頭火 「其中日記」
...自然そのものの風趣は...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...此処に停車場を建てて汽車の発着する処となしたのは上野公園の風趣を傷ける最大の原因であった...
永井荷風 「上野」
...各その創作に特別の風趣を添へてゐるのと同じく...
永井荷風 「里の今昔」
...各(おのおの)その創作に特別の風趣を添えているのと同じく...
永井荷風 「里の今昔」
...路地裏の夜の雪亦風趣なきにあらず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...曽て日和下駄なる一書を著すや市内に散在する空地を探りてその風趣を説きしがここに此の仙境あるを知らず従って言う処なかりき...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...少なくともこううたわるべき風趣情調を持っているところです...
中里介山 「大菩薩峠」
...二つの世界を現出している風趣があった...
中谷宇吉郎 「異魚」
...誰れ一人が及びもつかない魅力(チャーム)と風趣とをもっている...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...塀上の風趣転(うた)た掬すべきものがある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...花への傾倒は感傷するには余りゆたかという風趣なのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...幾代となく住み古した山家(やまが)の風趣とでもいおうか...
山本周五郎 「日本婦道記」
...一種のエキゾチックな風趣をさえあらわすようになって来た...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...生前バチカノの草原の風趣を愛せり...
吉川英治 「江戸三国志」
...人の慕う風趣が見られない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...まことにこの一行と前途の旅情にはそんな風趣が予想されよう...
吉川英治 「随筆 新平家」
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