...彼女は風趣があって話が面白い...
...パーティーで彼とは風趣が合わないと感じた...
...彼は風趣のある人物として有名だ...
...インタビューで彼女は風趣に富んだ答えをした...
...風趣に富んだ絵画展が開催されている...
...紫なる紫陽花、紅なる華魁草、水邊に相映發して、いと風趣あるに、水に汗を洗ひ、花に對して休息す...
大町桂月 「鹿野山」
...自然そのものの風趣は...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...各その創作に特別の風趣を添へてゐるのと同じく...
永井荷風 「里の今昔」
...路地裏の夜の雪亦風趣なきにあらず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...然レドモ風趣ノ墨水ニ及ブモノナシト...
永井荷風 「向嶋」
...少なくともこううたわるべき風趣情調を持っているところです...
中里介山 「大菩薩峠」
...りっぱに独特の風趣があり...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...風趣(おもむき)はあつてもはなしはない...
長谷川時雨 「佃のわたし」
...この庭園のうちへ最も美しい花にもけっして劣らない豊かな風趣をそなえた...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...まことに瀟洒な楚々たる風趣に富んだ小さな鐘楼で...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...計らずも心のおどるような日本の暁の風趣を私の胸に送りこんだ...
宮本百合子 「木蔭の椽」
...いかにも高原風な風趣のあるところです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...幾代となく住み古した山家(やまが)の風趣とでもいおうか...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そのまわりを取囲むコンモリした杉木立の風趣までもブチコワしてしまっていた...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...生前バチカノの草原の風趣を愛せり...
吉川英治 「江戸三国志」
...風趣が浅うござります...
吉川英治 「江戸三国志」
...独自な痩せ地の枝ぶりや香気を誇っているらしい風趣があった...
吉川英治 「押入れ随筆」
...まことにこの一行と前途の旅情にはそんな風趣が予想されよう...
吉川英治 「随筆 新平家」
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