...イギリスのさして著名でない作家の短篇に「動機のない殺人」という風変わりな作品がある...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ロンドンの導管についての次の風変わりではあるが詩的な記載は非常に面白いものである...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...そういう風変わりな学者の逆境に沈むのは誠にやむを得ないことかもしれない...
寺田寅彦 「時事雑感」
...その怪しい行為の原因が単なる特異の風変わりとは認められないのであった...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...」と風変わりな客は話を続ける...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...」風変わりな客は再度椅子に腰掛け...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...死体のそばに骨の柄がついた堅い木彫りの風変わりな棍棒が転がっていたのだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...この音楽家の習慣や風変わりの点について...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人々はそれを彼の「風変わりな性質」のゆえだとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この根拠の無い混同(一般的体系)と風変わりな見解(哲学的体系)から...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...夫は風変わりを好みました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...もし警部がスミス氏という風変わりな人物の行動を少しでも知っていたら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...風変わりな性癖だそうだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...風変わりな酔狂者(すいきょうもの)と誤解されるのも構わずに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...風変わりな一本調子で押し通して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...よくよくの好意がなければこれほどまでにできるものではないと内大臣はありがたくも思いながらまた風変わりなことに出あっている気もした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この風変わりな徴は――目にした人は...
J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu The Creative CAT 訳 「ドラムガニョールの白い猫」
...とにかく奈良遷都時代の薬師寺に一種風変わりな建築家のいたことは確かである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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