...イギリスのさして著名でない作家の短篇に「動機のない殺人」という風変わりな作品がある...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...そうして妙な頭巾(ずきん)のような風変わりの帽子をかぶっておられたような気がする...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...人々はそれを彼の「風変わりな性質」のゆえだとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼らは超自然的な力の光雲が身の回りに生じて人々に恐れと驚きを与えるように意図的に風変わりな生活を送っている...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...これらは最大の知的な不毛性と風変わりな空想の不可思議な融合と関係し...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...普通ではない風変わりなことよりも...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...風変わりで小さなこの古家の上なる領域に向かう不愉快な旅を進めたのである...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...夫は風変わりを好みました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...また金持ちの風変わりな叔母さんがいて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...風変わりなことに天然ゴムのタイヤだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...「藁の中にこの風変わりなマッチ箱を見つけましてね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...彼はまず器具類や風変わりの置物を...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...風変わりな一本調子で押し通して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...風変わりな源氏の君と言わねばならない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その風変わりな構造は奇妙な洞窟口の近くに最も豊富に見られたのだが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...破損した柱の風変わりな集団...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...とにかく奈良遷都時代の薬師寺に一種風変わりな建築家のいたことは確かである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...和洋折衷と言ってもよほど風変わりの建て方で...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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