...事務長はしばらく風向きを見計らって立っていたが突然部屋(へや)を出て行った...
有島武郎 「或る女」
...さう行かないうちに風向きが變つた――金主が山で一大失敗をやつたのぢや...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...弘が話の風向きを変えた...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...するとそれから喧嘩が妙な風向きになつてきた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...風向きの悪い話になると黙りこんでそっぽ向いてしまいなさるんですね...
豊島与志雄 「狸石」
...それと同時に風向きが變った時...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...どうもがんりきの風向きが悪いと...
中里介山 「大菩薩峠」
...風向きによっては...
中里介山 「大菩薩峠」
...勝麟(かつりん)の噂(うわさ)が出るような風向きになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで時代の風向きもわかるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...今日は風向きが悪いので...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...いつか風向きが変つて...
林芙美子 「下町」
...ちょうど風向きもよかったので...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...復員してくるとすっかり風向きがかわり...
久生十蘭 「水草」
...楠木勢へ風向きをかえてたらしい」天王寺前に立ったとき...
吉川英治 「私本太平記」
...相手の風向きに逆らわず...
吉川英治 「私本太平記」
...あるじの風向きをうかがいながら言いだした...
吉川英治 「私本太平記」
...――しかも風向きは...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索