...そのうちに風向きが変わり...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...風向きも怪しかったし...
上村松園 「縮図帖」
...どうにも風向きはよい方に転じなかった...
海野十三 「地球盗難」
...途中でまたどのやうに風向きが変らぬものでもない...
太宰治 「右大臣実朝」
...たちまち風向きが變る...
田畑修一郎 「南方」
...するとそれから喧嘩が妙な風向きになつてきた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...風向きが悲歌的であるか慷慨的(こうがいてき)であるかに従って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...デモ倉や、プロ亀ときては、新しい方へ頭をつっこんで、かなり鼻っぱしが強いかと思うと、風向き次第で、からっきし腰が据っていない...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸の風向きがよくなれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうした話の風向きか...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでも風向きの都合上...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで時代の風向きもわかるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...風向きのいい方へ便乗(びんじょう)しようと...
中里介山 「大菩薩峠」
...だいぶ風向きが悪いらしい...
久生十蘭 「キャラコさん」
...風向きは、東から少し北東のほうに変わった...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...風向きがよくなってきました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...あるじの風向きをうかがいながら言いだした...
吉川英治 「私本太平記」
...変な風向きになったな」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
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