...風光明媚なドルドオニ河域...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...予が昨夏此の風光明媚なる勝區に遊樂せる間に於て...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...蘆の湖畔に臨んだ風光明媚な一廓の地面を二万坪ばかり買い求めた上...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...老僧こそ風光明媚なるこの竹生島觀世音の化身ではあるまいかと思はれて...
近松秋江 「湖光島影」
...風光明媚な島の完備した設備の中に...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...その上流は風光明媚な渓谷であるが...
外村繁 「澪標」
...風光明媚な内地の景色に慣れてゐる旅人が朝夕シベリヤの荒涼たる風貌に接する場合...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ツインコタという風光明媚な避暑地がある...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...平和のための会議を何故風光明媚なジェネの湖畔でだけ開くのであろう...
宮本百合子 「女靴の跡」
...いつもの通り風光明媚な香椎潟を横断して...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...地上最も風光明媚な土地が...
横光利一 「欧洲紀行」
...風光明媚な地底の舟行を数日続けてゆくと...
吉川英治 「三国志」
...黄海を越えてわが風光明媚な内海にはいって来た時に...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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