...彼の如きは他に類を見ない...
石川欣一 「山を思う」
...女流数学者として他に比類を見ないと称せられているばかりでなく...
石原純 「キュリー夫人」
...しかもそれが他に比類を見ないほどな緻密細微の域に到達しているのである...
石原純 「日本文化と科学的思想」
...ほとんど世界に類を見ないほどの不統一である...
大隈重信 「文明史の教訓」
...まったく世界のいずくにも類を見ない特質を持っている事を正しく認識している者は少い...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...世界に類を見ない美の日本的源泉として...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...この環境の変化に応ずる風俗人情の差異の多様性もまたおそらく世界に類を見ないであろう...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...他の山脈に類を見ない...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...他に全く類を見ないニイチェ独特の名篇である...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...近代においてこれぐらゐ力強く魅力ある筆で古代の自由奔放なる世界をいきいきと描いたものは類を見ない...
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」
...じつに古今の犯罪史に比類を見ない...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...この加州の歴史に類を見ない大捜査が一層白熱的なものとなって...
牧逸馬 「土から手が」
...もっと恵まれぬ地方ではその類を見ないほどの力で...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...他に比類を見ない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかもその形の変化多く独創的なことにおいて類を見ないのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...後にも先にも比類を見ないほどの悲惨なる大革命であった...
柳田国男 「家の話」
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