...高級三百顔色なし...
泉鏡花 「婦系図」
...その美人連も裾模様の日本服の前に顔色なしでかわるがわる来て...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...僕の門下生からこんな面白いものをかく人が出るかと思うと先生は顔色なし...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...子供の前で顔色なし横綱だか...
橘外男 「雷嫌いの話」
...人々はむろん顔色なしで...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...我々の持説はまったく顔色なしだった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とおどろく左衛門顔色なし...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...「まるでわれわれは鼻をあかされたようなものじゃありませんか」「顔色なしだ」徹之助は珍しく機嫌のいい表情になり...
山本周五郎 「風流太平記」
...これには顔色なしである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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