...顔付きはまじめに...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「赤いくつ」
...また男が女に対する智識と云つては彼女が御気に召す顔付きをしてゐると云ふほか何もないのだ...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...ふしぎそうな顔付きで...
梅崎春生 「幻化」
...満足した顔付きに見えたのもをかしかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...ひどくつまらなさそうな顔付きをしていて...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...いかにも才能があり親切そうな人である――その顔付きから見ても彼がアッタスン氏に対して心からの温かい愛情を抱いていることがわかった...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...彼はまた晴れやかな顔付きになった...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...自暴(やけ)くそな顔付きで...
中谷宇吉郎 「ピーター・パン」
...でエピクテータスはさもこそといわんばかりの顔付きで「そうら見て御覧なさい...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...まじめな顔付きをして...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「鐘塔の悪魔」
...眼のすわらないそわそわした顔付きであった...
宮本百合子 「田舎風なヒューモレスク」
...何でも余程昔からどんな年寄でも知らぬものは無いのにいつ見ても十六七の若々しい顔付きをしていたからです...
夢野久作 「白髪小僧」
...その顔付きには今までの悪感情は影も形もなく...
夢野久作 「暗黒公使」
...落魄(らくはく)している顔付きを思い出すに連れて...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...お八代さんの顔付きが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その顔付きたるや...
夢野久作 「焦点を合せる」
...魂がパンクした表情とはあのような顔付きを云うのでしょうか...
夢野久作 「霊感!」
...冷笑している顔付きまで想像してみた...
夢野久作 「老巡査」
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