...良人(おっと)の顔付きには気も着かないほど眼を落した妻は口をだらりと開(あ)けたまま一切無頓着でただ馬の跡について歩いた...
有島武郎 「カインの末裔」
...顔付きはまじめに...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「赤いくつ」
...」彼が恐ろしい顔付きをしていい終わったか終わらないうちに...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...流石(さすが)に皆んな心配らしい顔付きを隠すことは出来なかつた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...気味がわるいなあといった顔付きになって...
海野十三 「火星探険」
...今はやむを得ぬという顔付きで...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...あの男の顔付きから考えれば...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...「君はあれから会ったかね?」ラニョンの顔付きは変った...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...昔の先生の講義の口振り顔付きまでも思い出されるので驚いてしまった...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...いかにも可哀想だといった顔付きで...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...学僧らしい顔付きをしていると人気があった...
長谷川時雨 「西川小りん」
...しかしやがて、だんだん詳細な点に入ってゆき、姿、服装、態度、歩き振り、顔付き、容貌の表情、などの無数の変化を、精密な感興をもって注視するようになった...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...事更に憤つとした顔付きをして...
牧野信一 「妄想患者」
...あんなに美しい顔付きになっているから...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...三日前の御記憶なんかミジンも残っていないお顔付きでした...
夢野久作 「少女地獄」
...ここでは顔付きがまるで同じだからどっちが本物か解からない...
夢野久作 「白髪小僧」
...美紅(みべに)姫と仰(おっ)しゃるのですね」「そうだ」「その美紅姫は貴方とお顔付きがよく肖(に)ておいでになりますか」「ああ……よく肖(に)ていて...
夢野久作 「白髪小僧」
...お八代さんの顔付きが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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