...その売れ行きと俗受とを先(ま)づ問題とする...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...「あれは非常に印象的、と言っちゃ悪いが、あとあとまで思い出して、話題にしたね...
梅崎春生 「狂い凧」
...また三十年以後は国家問題になっている...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...求められた命題が依繋する一切を前もって提論するという順序よりほかの順序に従うことができなかった...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そうして自分の研究題目についていわゆるオリジナル・リサーチを始めてほんとうの科学生活に入りはじめたころに...
寺田寅彦 「科学と文学」
...その当人は問題とせず...
寺田寅彦 「柿の種」
...何という表題の書物であったか...
寺田寅彦 「子規の追憶」
...従って之を学ぶ者は本当の意味での問題を見出すことが出来ない...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...確率の問題である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...遺伝学方面に、京大の駒井卓教授の『双生児の研究』、木原均教授の『ゲーム分析』、『性の問題』、『ゲンの研究』があり、菊の細胞学的遺伝学の研究に下斗米氏がいる...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その話題は奇態なものであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...問題になったことがある...
中村地平 「南方郵信」
...言葉を換(か)えて云うといかにして活きべきかの問題を解釈して...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...大した問題もありませんから...
夏目漱石 「模倣と独立」
...然し史觀の問題は決して後者の意味に盡きるのでなく...
三木清 「歴史哲學」
...の課題に関連している...
宮本百合子 「あとがき(『作家と作品』)」
...これが将来の興味ある問題であるが...
柳田国男 「山の人生」
...老人は老人で、それ以前も絶え間のなかった――三好、細川、赤松、尼子氏などの治乱興亡の戦語(いくさがた)りを、炉ばたに寄れば、見たこと聞いたこと、幼い者にして聞かせたことであろうし、若い者は、すぐ眼近(まぢか)にあった、高松城の水攻めの陣だの、その年の本能寺の変だの、すぐ翌年の小牧の大会戦だの、そうした話題に、明け暮れ送っていたろうと思われる...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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