...こないだ頼母子講(たのもしこう)をおとして...
壺井栄 「二十四の瞳」
...人の世話で頼母子講(たのもしこう)を拵(こしら)えて一口(ひとくち)金二朱(きんにしゅ)ずつで何両とやら纏(まと)まった金が出来て一時の用を弁じて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私は昔風の頼母子講を非常に面白いと思って...
柳田国男 「故郷七十年」
...各村の公共事業費を作る為に頼母子講を設くるなど...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...頼母子講のようなものに入っておいでないのか...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...(今夜の頼母子講の金が取れれば――)と...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...毎月の頼母子講で...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...頼母子講の金を、その儘、貸してくれという事ですな』『虫のいい奴と、さだめし、お蔑(さげす)みでございましょうが、良人を世に出したいのでございます...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...それでいいのだ』千鳥講頼母子講(たのもしこう)の集まりという名目になっている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...頼母子講(たのもしこう)の事などを...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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