...この村の巡査でまにあわなければ倶知安(くっちゃん)からでも頼んで処分するからそう思えともいった...
有島武郎 「カインの末裔」
...自分の兄弟にいろいろ頼んで漸(ようや)く暫(しばら)くの間其の子供達を叔父さんの家に暮らさせるようにしました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...それを探してくれるように頼んで置いたんだ...
海野十三 「暗号音盤事件」
...小槌(こづち)屋に頼んで出物を捜させたような始末で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...主僧に頼んで、英語を教えてもらったり、その書庫(ほんばこ)の中から論理学や哲学史などを借りたりした...
田山花袋 「田舎教師」
...あなたがロボットのリーダーになれるように頼んであげる...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...そして、何か、紙包を渡して、物を頼んで、雨の中を、闇に融けてしまった...
直木三十五 「南国太平記」
...手紙を頼んでやってみましょう」「それを御承知ならおやすい御用です...
中里介山 「大菩薩峠」
...今し生命判断を頼んで来た痴態の限りの二人の者...
中里介山 「大菩薩峠」
...「じゃ清水(しみず)に頼んで見てくれないか」友達の妹婿に当る清水は...
夏目漱石 「道草」
...大の男が見っともねえ」「どう頼んでも多の市さんは聞いてくれません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...叔母さんに朝のお菜(さい)を頼んで飛んで行つて見ると――」「合の手が多過ぎるよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は人に頼んで手頃な家を捜して貰うことにした...
堀辰雄 「楡の家」
...それからは仏と神を頼んで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二つの飛報差入れ茶屋のお次は、ゆうべ、左右太と船頭の源吉について、堀の茶漬屋へゆき、きょうの午少し前に帰っていたが、「人に頼んでは、もしやのことが心配になるし、自分が、奉行所の中へ行くわけにはゆかないし……」と、例の、左右太から頼まれて来た連絡の手紙を、帯のあいだに持って、気が気ではない容子(ようす)だった...
吉川英治 「大岡越前」
...大黒宗理の所へ頼んでくれと渡されて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...きのう頼んでおいたこと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...未練が出て今一度老婆に滯在のことを頼んでみたが生返事で一向埓(らち)があかず...
若山牧水 「比叡山」
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