...「御分をお願いします...
...「これで御分になります...
...「御分を取らせていただきます...
...「御分を払って、お預かりください...
...「御分だけで充分です...
...最初(さいしょ)神(かみ)の御分霊(ごぶんれい)を受(う)けて地上(ちじょう)に生(うま)れたものであることは確(たし)かでございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...男女(なんによ)両柱(ふたはしら)の神々(かみがみ)がそれぞれ御分霊(ごぶんれい)を出(だ)し...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...この弟橘姫様(おとたちばなひめさま)が玉依姫様(たまよりひめさま)の末裔(みすえ)――御分霊(ごぶんれい)を受(う)けた御方(おかた)であると伺(うかが)いましたので...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...私田を御次男御三男にも御分譲...
江見水蔭 「備前天一坊」
...そう御たんりょに仰せられずによく/\御分別なされましてはと...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...「私は妻(かない)に不幸な者でして……斯(こう)申上げると最早(もう)御分かりになりましょうが」最初は途切れ/\に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...是れで御分りにならうと思ひます...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...御分身がすっかり身にしみ渡りましたので...
中里介山 「大菩薩峠」
...世の中に何が狭いと云って専門家ほど狭いものはないのでも御分りになるでしょう...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...前段からの議論で大概は御分りになったろうとは思いますが...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...何しろエソ――エソと申しても御分りにならないかも知れませんが...
夏目漱石 「門」
...姐御分(あねごぶん)として通るようになっていたそうですから...
火野葦平 「花と龍」
...御寺の帝(みかど)は宮へ御分配になった邸宅へ今はもうお移りになるほうが世間体もよいとお勧めになるのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝王の寛(ひろ)い御分別ともいうべきか...
吉川英治 「私本太平記」
...よくよく御分別あるがよかろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...何の御分別や要(い)り申さん...
吉川英治 「新書太閤記」
...なにとぞ、御分別あって、一刻もはやく、ここ大岩山を、御陣払いのほど、伏して願い奉りまする」陣幕(とばり)の外に平伏して訴えるのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...一光三尊の御分身は...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??