...何事につけ僕を頼り...
海野十三 「振動魔」
...ひとに頼りすぎた...
太宰治 「姥捨」
...と頼りないやうな返辞をしただけであつた...
太宰治 「津軽」
...その説明文に頼り過ぎていけない...
太宰治 「『東京八景』あとがき」
...頼りない感じが湧いて来るので...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...オリヴィエはただ自分一人を頼りにするのほかはなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まるで力がなく頼りがなかった...
豊島与志雄 「立枯れ」
...実はおれを頼りにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼りにする者も無い代り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...淡い手提ランプの光を頼りにせっせとこの大事件の記事を書き綴っていた...
久生十蘭 「魔都」
...自分がこれこそ神様のように頼りだと言っているスペードのキングを...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どうぞこれからは私を頼りになすって戴きたいものです...
堀辰雄 「ほととぎす」
...口々に俺だけが頼りだと言う...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...これで真の友人、頼りになると、コニーとグレイスに証明できる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...何が頼りにならねえといっても貧乏人ほど頼りにならねえことも考えとかなきゃならねえというまでさ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...こういう事になつて來るとわれわれの仕事ほど頼りにならない...
三好十郎 「肌の匂い」
...頼りになるものは...
横光利一 「夜の靴」
...諸州を漂泊して陳留の張(ちょうぼう)を頼り...
吉川英治 「三国志」
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