...頼りない感じがない譯に行かない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...雪明りを頼りに急ぎ認(したた)めたものとみえて...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...一番僕を頼りになすつたやうです...
薄田泣菫 「茶話」
...間伸(まの)びのした料簡が頼りなかった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...自分には一握(ひとつかみ)の土さえないことを思うと頼りなかった...
徳田秋声 「あらくれ」
...頼りない佗しさが...
豊島与志雄 「反抗」
...その後(ご)父親が死んだ折には差当(さしあた)り頼りのない母親は橋場の御新造の世話で今の煎餅屋(せんべいや)を出したような関係もあり...
永井荷風 「すみだ川」
...頼りない眼を開いてまぶしそうに四方(あたり)を見廻します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銭形平次が唯一の頼りだったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...はなはだ頼りがありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...周知の主題に頼り神の仮定を使用して...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...感覚だけが頼りだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...でも母が私を多少頼りにしており...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...娘は父親がともすると頼りない足もとで...
室生犀星 「みずうみ」
...そのときのうらさびれた頼りない気持ときたら...
山本周五郎 「陽気な客」
...おれもお前(めえ)も一躍して百万長者だが」「何より頼りになる...
吉川英治 「江戸三国志」
...そんな頼りのない方を遠国までたずねてゆくよりは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...親類中でも頼りとする河原の権叔父までが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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