...私はあなたの立派な本當の心を頼りにしますよ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...その説明文に頼り過ぎていけない...
太宰治 「『東京八景』あとがき」
...今ではただお宅のこいさん一人を頼りにしておられるらしいので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...」「あと君が引き請ける?」頼りなさそうな声で...
徳田秋声 「仮装人物」
...しかしひどく頼りない奴で...
外村繁 「澪標」
...頼りどころがあるのか...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...薄ら寒い頼りない気持ちになった...
豊島与志雄 「子を奪う」
...この不思議な遭逢(そうほう)の二人の男女は、どちらが頼り、どちらが頼られるとも知らずに、その場をおちのびました...
中里介山 「大菩薩峠」
...一本道なら初さんなんどを頼りにしなくっても...
夏目漱石 「坑夫」
...おひとりであなたの潔白なことを頼りにすることも...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...神さまとあなた御自身にお頼りなさい...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...一番頼りになる人物が意識不明でチャリングクロス病院に横たわり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...燭灯の光りを頼りに...
牧野信一 「鬼の門」
...この時折りの一致に余りに頼りすぎたために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...文學は遂にわが頼り無きなぐさみなり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...秋ちやんをお母さんの様に頼りにしてゐたわ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...頼りにしていることなどであった...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...「これは頼りにならぬ」と...
吉川英治 「茶漬三略」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??