...探偵の方までお頼みになるほどの必要はないのじゃないかと思いますがね」そこで私は自分と東山との関係を説明し...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...この他に後の回向をお頼みになるならお志しだいでいたします」小八は懐の紙入を出してその中から一両出して主翁に渡した...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...もしもそうでなかったらたとえ一メートルの標準尺度をカドミウム線の波長と比較しようとしても光の波長自身がどうして頼みになるであろう...
寺田寅彦 「方則について」
...肥満している割合に純粋で頼みになる男である...
戸坂潤 「社会時評」
...(頼みになるような...
直木三十五 「南国太平記」
...それほど頼みになる人とは思われません...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり御支配様をお頼みになるのが順当でございましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...この神尾が永久に頼みになる人間とは思っていまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...いよいよとなると頼みになる者はない――と主人も心づいたというのが無理にも聞えないし...
中里介山 「大菩薩峠」
...親類――それに頼みになる奴があれば今日のことはないのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そう頼もしそうにもない殿をもお頼みになるより外はなかったのかと思えば...
堀辰雄 「ほととぎす」
...ハンコをお頼みになるんですか」「はあ...
宮地嘉六 「老残」
...涙をお拭(ぬぐ)いになりながら東宮へ後事をお頼みになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...だれも頼みになる身内の者を持たない不幸が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...丁寧にお頼みになることもございませんでしたのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伝次たちのなかまが二十余人味方に付いてくれる筈だがどこまで頼みになるかはわかりませんからね」「だが目的は焼打ちでしょう...
山本周五郎 「風流太平記」
...いざという時は頼みになるからね」と...
吉川英治 「三国志」
...頼みになるでしょう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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